海や緑など、さまざまに変化する景色が楽しめる島ツーリング。車も信号も少ないし、温かい地元の人とのふれあいも期待できます。今回は東京から一晩で行ける離島、伊豆大島にスポットをあてました。
まずは「大島一周道路」で島を見物
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迫力の地層切断面が続く |
バイクと一緒に行くなら、竹芝桟橋から
東海汽船で行くのがオススメです。出港時間の23時ちょっと前にバイクを船会社の人に渡し、いざ伊豆大島へ! 早朝5時過ぎには島に到着します。まだお店はどこも開いていないので、まずは「大島一周道路」でぐるっと島を見て周りましょう。きちんと整備されていて気持ちよく走れるこの道は、町あり、海あり、山ありで島の景色を満喫できること請け合いです。島の西側にはワインディングもあり、交通量も少ないので、景色だけでなく走りそのものも楽しめる道路になっています。また、この道路沿いには有名な地層切断面、通称「バウムクーヘン」がおよそ600メートルにわたって続いています。この地層は三原山の数百回にわたる噴火の火山灰が積もってできたもの。自然の大きなパワーと、島の長い歴史を感じさせてくれます。
朝ごはんに食べたい「ベッコウ丼」
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ベッコウ色に染まった白身魚の透明感が、鮮度の高さを感じさせる |
1時間ちょっとで島を一周すると、ぽつぽつとお店が開き始めます。元町のフェリー乗り場の向かいにある「食事処 おともだち」は、朝7時から開店しているのがうれしいお店。ここの名物は、島唐辛子と醤油でつけこんだ白身魚をご飯に乗せて島海苔を散らした「ベッコウ丼」です。ぴりっと辛い味つけで魚の甘みが引き立つ一品で、朝の腹ごしらえはこれでばっちり! ほかに新鮮な海の幸が味わえる刺身定食や海鮮丼などもオススメです。
■食事処 おともだち
住所:東京都大島町元町1-17-3
営業時間:AM7:00~PM10:00
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