小さな農村の面影を残す町、湯布院
では、湯布院を訪れたら立ち寄っておきたいおすすめスポットを紹介しましょう。
■湯布院の象徴「金鱗湖」
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儒学者・毛利空桑が、池の魚の鱗が夕陽に輝く姿を見て「金鱗湖」と名づけた |
池底から温泉と冷泉が湧き出して、湖面にうっすらと湯気が立ち込める小さな湖です。朝霧にかすむ姿は、まさに湯布院を象徴する風景。周辺には洒落たカフェや美術館などが点在していて、散策するのに絶好のスポットになっています。
■金鱗湖を望む浴場「下ん湯」
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TEL:0977-84-3111 営業時間:AM10:00~PM9:00 入浴料:200円 |
金鱗湖のほとりにたたずむ、茅葺きの共同浴場です。「したんゆ」という呼称は由布岳の下にあることから付いた名。内湯と露天が連なる混浴温泉で、しきりや洗い場はなく、純粋に入浴を楽しむ浴場です。ここから望む金鱗湖の眺めもまた格別!
■バイク好きには堪らない「湯布院 岩下コレクション」
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TEL:0977-28-8900
営業時間:AM 9:30~PM 6:00 (4月~9月)/AM 9:30~PM 5:00 (10月~3月)
入館料:600円 |
個人のコレクションで142台のバイクを展示している歴史館で、世界で1台しかないドゥカティのアポロをはじめ、様々な車両が展示されています。他にもアンティークや昭和のレトロ品が展示されており、バイク好きを飽きさせません。
若い女性を中心に人気の高い別府・湯布院エリアですが、昭和のたたずまいを残す落ち着いた雰囲気は大人のライダーにぴったり。大人の春休みを決め込んで、疲れたカラダをほぐしに訪れてみてはいかがでしょうか。
最後にルートのおさらいを兼ねて走りを楽しみたいライダーのためのルートを紹介しておきましょう。別府や湯布院へダイレクトにアクセスするなら、とにかく大分自動車道が便利。福岡からでも1時間半から2時間で到着できます。ただし走りを楽しみたいという人は、別府ICから南下して「やまなみハイウェイ」を辿るのがオススメ。阿蘇の雄大な景観も楽しめるうえに、ワインディングも満喫できます。
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