秋風に吹かれて伊豆に向かおう
短いようで長い夏も終わり、夜風に秋の匂いを感じる季節になってきました。そして、秋になると湧き出てくるのが"食欲"。今回はそんな、美味しいご飯とツーリングは切っても切れないというライダーの方に向けて、伊豆の海鮮料理を満喫するツーリングを紹介したいと思います。伊豆へのアクセス方法はふた通り
海と山が隣り合わせの伊豆は、海辺で満腹になり、峠で消化するというパターンが自然とついてくる |
伊豆の海鮮ロード
今回の旅は、小田原厚木道路から国道135号線を南下していくルートです。海岸線がキレイなので、うっかりよそ見をしないように注意してください。伊豆ほど、食の誘惑が強い半島は滅多にありません。それも熱海を基点に南下していく「海鮮ロード」は、お店の看板が目に入ろうものなら、思わずアクセルを緩めてしまうこと間違いなしです。
空腹を抱えながら、バイクを走らせていると、波を楽しむサーファーの多い宇佐美湾が見えてきます。そこで見えてくるのが、「食道楽・漁場の海鮮料理屋」という看板です。ここは海を見ながら地物海鮮を味わうことができる「福寿丸」というお店です。
エントランスの一階が生簀のみ、という凝った趣の「福寿丸」は、伊豆の名産である伊勢海老料理が盛りだくさんです。この店は、独自の仕入れルートを持つことから、安価で多彩な伊勢海老料理を提供する名店です。おすすめは、伊勢海老と地元の魚介を盛った「伊勢海老の海鮮丼(税込み2980円)」。9月半ばからちょうど解禁となる、伊勢海老を堪能するなら外せないメニューです。
海鮮丼の具はしっかりと仕切られ、わさびと生姜を使い分けて食べることができる |