バイク/ツーリングスポット

初めての北海道ツーリング・お役立ちガイド(2ページ目)

夏のツーリングといえば北海道。今年初めて北海道ツーリングを検討している方に向け、北海道ならではの走り方をご紹介します。本州を走るのとは、やはり事情が異なります。これを読んで万全の体制で挑みましょう!

執筆者:埜邑 博道

夜の走行はスピードを控えめに!

シカに衝突
大きなシカに衝突すると運が悪ければ命を落としてしまうことも
北海道は夜になると、市外から離れるとほぼ真っ暗。見通しは極度に悪くなり、危険なので夜は早めに宿に入るようにしましょう。また、夜の走行で一番恐いのが、シカやキツネといった動物の飛び出しです。四輪車はともかく、ライダーの体がむき出しの二輪車はまともに衝突すると命の危険もあります。

野生動物は突然強力なヘッドライトを浴びせられると、体が硬直してその場に止まってしまう性質を持っています。なので、こちらがよけない限り衝突は避けられません。シカがよく出没するのは知床や阿寒湖などの道東周辺。群れで行動しているので1頭かわしても2、3頭目に衝突する事例もあります。ともかく、夜は運転しないことです。

深夜営業は少ない中、便利なコンビニあります

フェニックスのロゴ
フェニックスのロゴが目印。必ずお世話になることだろう
北海道のお店は基本的に閉まる時間が早めです。だから、明るいうちに必要なものは買っておきましょう。ただ、ここぞというときに便利なコンビニがあります。それが北海道に900店舗をもつセイコーマート。そして、3割の店舗は24時間営業です。利用の際、知っておきたいのが会員制度です。会員になるとクーポンが発行され、一部の商品が割引されます。無料で登録でき、その場で使用可能です。野菜も販売しているので、キャンプを考えている人は会員になっておくと便利ですよ。

いろいろあります!北海道へのアクセス方法

少ない休みを有効に使いたい、決めた予算で経済的に旅をしたい……。自分の希望に合わせた旅のスタイルに合わせて、アクセス方法も選びたいものです。アクセス方法別にリンク集をまとめましたので、ぜひ活用してみてくださいね!

■長距離フェリー
食事中でも、睡眠中でも着々と北海道への距離を縮めてくれるフェリー。ゆったりと過ごせるのにかかわらず、経済的な手段です。
○商船三井フェリー
・大洗⇔苫小牧
○東日本フェリー
・大洗⇔苫小牧
・博多⇔直江津⇔室蘭 (旧九越フェリー)
○太平洋フェリー
・名古屋⇔仙台⇔苫小牧
○新日本海フェリー
・敦賀⇔新潟⇔秋田⇔苫小牧
・敦賀⇔苫小牧東
・新潟⇔小樽
・舞鶴⇔小樽

■ANAスカイツーリング
便利でスマートなパックツアーが用意されています。北海道までの往復航空券、バイク輸送費、バイク輸送保険代、宿泊費(指定ホテル1泊分)がセットに。フライト2時間前までにバイクを貨物発送カウンターに預ければ、ライダーと同じ便で一路北海道へ!
2007年 SKY TOURING 北海道

■バイク無人輸送
比較的リーズナブルにバイクを現地入りさせ、ライダーはスマートに飛行機で移動しようと考えている人にぴったりです。追加料金を払うと、バイクを自宅まで取りにきてくれます。
トーリクバイクパレット
日本通運 「走海バイク」(東京・大阪の二大都市限定です)

■レンタルバイク
少ししか休みが無いけどバイクで走りたいという人や、自分のバイクとは違う車種で旅をしたいという方にオススメです。
イーグルモーターサイクル
YSP 札幌西



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