LEXUS(レクサス)/LEXUSの車種情報・試乗レビュー

LS600h。LS460とはここが違う!(2ページ目)

ついにハイブリッドのレクサスLS600hが発売された。LS460とはどこが違うのか?そのプレミアムをデザイン、装備を中心に見てみよう。

執筆者:松本 明彦

100枚中3枚!

LS600h"version U・I package"/LS600hLには、本革張りインストルメントパネルが全車に標準装備される。複雑な3次元曲面で構成されたインパネに、シワなくしかも風合いを保ちながら、綺麗に革を張ることは難しい。LS600h"version U・I package"/LS600hLではこれを、従来の2次元の型紙で裁断していた方法ではなく、最初からインパネの型や曲線に合わせて裁断する立体の型どりを採用した。いわゆる立体裁断だ。

LS600h"version U・I package"/LS600hLに全車標準装備される、本革張りインストルメントパネル。

また縫製や巻きつけ裁断は手作業。機械では不可能な、複雑で精緻な作り込みを可能にする。

立体裁断により、綺麗に張りのある面の本革インストルメントパネル。

そしてそのインパネに使われる本革は、ライバルの独高級車ではシボをつけているが、LSではシボもつけず、革本来のものを使用。そのため徹底的に管理され、生産から加工までの牛の履歴や特徴も分かるようになっている。このインパネに使われる本革はいつも目に触れ触れるものなので、シートに使われる高級な本革100枚のうちのわずか3枚しか使わないという、さらに厳選されたものなのだ。

縫製や巻きつけ裁断は手作業だ。
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