LEXUS(レクサス)/LEXUSの車種情報・試乗レビュー

LS600h。LS460とはここが違う!

ついにハイブリッドのレクサスLS600hが発売された。LS460とはどこが違うのか?そのプレミアムをデザイン、装備を中心に見てみよう。

執筆者:松本 明彦


先進性の象徴ブルーエンブレム

5月17日発売されたLS600h/LS600hL。写真はロングボディのLS600hL。

レクサスLSのハイブリッド、LS600h/LS600hLが、5月17日発売された。LS460のV8 4.6L 385psのエンジンに代え、LS600h/LS600hLは、V8 5.0L 394psのエンジンと224psのモーターの組み合わせで、システム最高出力445psを実現。たとえば5.5秒/0-100kmと6Lに匹敵する動力性能と、10・15モード走行12.2km/Lの3L並みの低燃費を両立。フルタイムAWDはあらゆる路面状況で、安定感ある走行性能を見せる。

6L並みの動力性能を誇るのが、LS600hの名前の由来。

LS460との違いを見ていこう。LS600h/LS600hLのフロントとリアのレクサスエンブレムは深みのあるブルー。このブルーは、車名エンブレム、エンジンカバー、ヘッドランプ、リアコンビネーションランプ、サイドハイブリッドエンブレム、カードキーや電子キーのマークにも使われる。オプションのスカッフプレートイルミネーションも、LS600h/LS600hLのみブルーだ。炎が高温になるほど赤から青に変わっていくように、本質を極めた先進性を象徴。環境に配慮しながら高い動力性能も実現する、といった相反するテーマを高次元で両立することをイメージするものだ。

ブルーのエンブレムが、ハイブリッドの先進性の象徴。

ヘッドランプは3眼のプロジェクターランプが、斜めに重なりながら配置される。光源には世界初のLEDが採用され、長寿命を実現すると共に、存在感ある面構えになっている。

光源には世界初のLEDを採用した、3眼のプロジェクターヘッドランプ。写真のボディカラーは専用のブラックオパールマイカ。

ボディカラーは全10色。LS460の9色に加え、ブラックオパールマイカが用意される。これは漆黒の中に、光を受けると紫が浮かび上がる、深みと透明感のあるLS600h/LS600hL専用色だ。また専用装備の19インチ7本スポークアルミホイールは、開発段階でいくつかのデザインを実際に試作し、品質を実車レベルで確認。バフがけ時間も細かく設定し、陰影の美しい彫刻的なデザインを実現した。

陰影の美しい彫刻的デザインの19インチ7本スポークアルミホイールも、LS600h/LS600hL専用だ。

インテリアカラーにはLS600h/LS600hL専用色として、ハイコントラストなブラック&メローホワイトが用意される。カナダ、欧州から厳選された木材を使用した、本木目のアシストグリップやシフトノブも専用装備。非常にモダンで都会的な雰囲気だ。

ハイコントラストなブラック&メローホワイトのインテリアカラーも、LS600h/LS600hL専用色。
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