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ドライブ中の熱中症にご用心!

エアコンの効いている車内なのに、後席の子供がグッタリ・・。その症状、もしかしたら熱中症かも! ドライブ中に意外と多い熱中症について紹介します。

執筆者:森山 みずほ



ドライブ中の子供の熱中症に要注意



気温が高い日々が続いていますね。
こんな時に気をつけたいのが、子供達の熱中症です!
「外遊びの時は、十分に気をつけているから大丈夫よ」という方は多いと思いますが、じゃぁドライブ中には気を配っていますか?

エアコンをつけているから車内は大丈夫にきまっている。そんな声をよく聞きますが実はドライブ中に子供が熱中症になっていたり、なりかけていた・・という話し、意外と多いんです。
熱中症
ドライブ中の水分補給は大切。こういったこぼれにくいストロータイプの水筒だと、車内でも使いやすい。


というのも運転席に居ると気がつかないのですが、ガラス越し、とくにリヤウインドー越しに入ってくる陽射しが、子供の頭を直撃していることがあります。さらにエアコンの吹き出し口の向きによっては、後席まで風がまわりにくいということもあるんです。
とくに気をつけたいのが乳幼児。顔にも汗をかいていないし、静かなので寝ているのかと思ってドライブを続けていたら、目的地に着く頃に突然の嘔吐や発熱が・・。これは熱中症の症状の可能性もあるんです。
子供は顔に汗をそんなにかいていなくとも、背中はびっしょりということが多いです。とくにチャイルドシートに座って背中を密着させていると汗をかきやすいのです。さらに突然のトイレを怖がり、水分を減らしていたりするとよけい熱中症の危険が高くなります。

そんな車内での熱中症を防ぐためには、取り外し可能なシェードを使うなどして後席の日よけ対策も忘れずにしておきましょう。応急処置としては、タオルを窓越しに1枚挟むだけでも効果があります。また赤ちゃんとの夏のドライブは30分~1時間を限度にして、クルマを一度停めて赤ちゃんの様子をみましょう。背中に汗はかいていないか? そして一口でもいいので水分を与えて脱水症状を起こさないようにしましょう。寝ている時こそ、大量の汗をかくので脱水症状になりがちです。寝ているうちに行ってしまえ~! という大人の気持ちもわかりますが、乳児とのドライブでのその行動はとても危険なことなのですよ。

もし身体がほってっていてグッタリしているようだったら、首筋や脇の下などに濡らしたタオルをあてるなどして涼しくし、さらに水分補給をしてあげましょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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