チャイルドシートを装着してみて
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走らせてみて~まとめ
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エンジンは2種類あるのですが、個人的に好印象を受けたのは3lのほう。2.4lエンジンは、街中ならいいのですが、高速道路での合流加速やフル乗車時では、加速感が物足りなく、ちょっとボディの重さが気になる場面がちらほらあったから。それよりも3lエンジンのほうが、全域で軽快かつ、より静かに走れて運転していても、後席に乗っていても快適度が高かったです。ちなみに3lエンジンはインスパイアに先に採用されている可変気筒システムというものを採用していて、一定速度で走る際にはV型の片バンク、3気筒で走らせることで燃費を良くしています。でもよほど意識しないかぎり、音も振動もこのエンジンの変化には気づかないほど、とても巧く制御されていまるのも印象的でした。
また低重心効果は、山道などでコテンと転がるようなロール感が無いので安心感があり、スムーズにクルマが動いてくれ、なかなか気持ち良く走れるのです。
スポーティな走りをするクルマではないけれども、やはりここでも押しつけがましい、フワフワ過ぎる乗り心地や、これでもか! というような持て余すほどのパワーではなく、必要十分なパワーと軽快感と素直なクルマの動きが、ほどよくバランスされている感じがしました。このあたりの乗り味も、アルファードやエルグランドとは一味違うところです。とくにエルグランドと比較すると「子供を乗せても酔いにくいだろうな」という感じがしました。
ホンダ最上級ミニバン、というわりにはすごくシンプルなクルマです。逆に押しの強いタイプが好きな人には、ちょっと物足りないはず。
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万人ウケするタイプのクルマとは言えませんが、既存の大型ミニバンとは確実に違う路線を狙った中身になっています。駐車スペースに制限がなく、今までとはちょっと違った雰囲気の多人数乗りモデルを探している人には、オススメできる1台です。