ジュネーブショーのフィアットブースにおける今年の目玉は何といってもトレピューノ。チンク再来ともいうべきかわいいルックスが自慢のコンセプトカーだ。
加えて、ムルティプラのマイナーチェンジモデルも注目されている。この2台がいわゆるワールドプレミア。詳しくは両車の記事を参考にして欲しい。
そのトレピューノ、ムルティプラ以外にも日本市場では”まだ見ぬ”フィアット車が展示される。
↑バルケッタ”プリモクラッセ”仕様
まずは、バルケッタ。マイナーチェンジモデルが日本に導入されていないので、生産が終わってしまったと思っている方もいるはず。どっこい、バルケッタは新しいカオを得て、いまだ現役だ。
そのバルケッタ。ショーに展示されるのはイタリアンブランドの”プリモクラッセ”バージョンだ。シートやトリム、専用トランクに例の地図柄を取り入れた。チタンカラーのドアノブなど、細かなこだわりも見せている。
↑スティーロMY04
スティーロは04モデルを展示する。リアランプのデザインが変わったのが印象的。プラスチック部分(モール)をボディ同色としたのも新しい。
↑パンダラリー
04年の欧州カーオブザイヤーを獲得したパンダも元気いっぱいだ。SUVや4X4仕様、さらにはラリーバージョンも展示されるかも。
↑パンダSUV
↑パンダ4x4
↑イデア
そしてイデア。プントクラスの5人乗りミニバンで、ランチアムーザとは姉妹関係にある。オペルメリーバなどとともに、欧州ミニミニバン市場で人気を博しているモデルだ。
以上、ジュネーブには日本に導入されていないフィアットが大挙して展示される。イタリア車ファンとしては今後、1台でも多くの新型フィアットが日本へ導入されることを祈ってやまない。
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