6月25日にフェラーリのふるさと、マラネロで開催されたフェラーリのテクニカルパートナーを表彰する催しにて、F40・F50に継ぐ限定スーパーフェラーリのお披露目が行われた。
注目のネーミングは”エンツォフェラーリ”。創始者の名前をそのまま用いたところに、このモデルにかけるフェラーリ社の意気込みを感じずにはいられない。
このモデル、F60とも単にエンツォとも噂されてきたが、誰がど真ん中直球のネーミングを想像しただろうか。もっとも、この名前を出してしまったらもうどんなに凄いモデルが出ても付ける名前がないんじゃないか、と心配もするが・・・。
エンジンは5998ccのV12。最高出力650ps以上、最高速度350km/hというスペックは期待通り。正式発表は9月28日のパリ国際自動車ショーで、限定販売台数はF50ときっかり同じ、349台になるという。
ちなみに、同日のショーで”社長賞”を授与されたのは、アルミホイールのBBS社とエレクトロニクスのボッシュ社。いずれもドイツメーカーとなった。
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