来年は午年である。牛ではない。馬だ。つまるところ、フェラーリの年だ。ちょっと強引かもしれなけれど、まあそんな年回りなんだから、来年はみなさんも聖地マラネロに行ってみませんか、というのが今回の主題である。

イタリアという国自体は、大変楽しい観光地であるからして、奥方(あるいはダンナ)や彼女(あるいはカレシ)を説得するのは難しいものではあるまい。“やっぱスパゲッティは向こうが美味しいんだよね”なんてことを言いつつ、その気にさせれば済む。ブランド物だって、グーンと安い。アウトレットに行けば破格に安い。そう主張して、まずは観光旅行イタリアの計画を立てるのだ。

“イタリアのことならボクに任せて”ぐらいのホラはかまさなきゃダメだ。“けっこうスリとかいて怖い”とかなんとか言われて、「ローマ・フィレンツェ・ベニス3都市巡り6日間の旅」なんていうパッケージ旅行につき合わされたら元も子もない。そういう有名都市ももちろんステキだけれど、心の中では北イタリア・モデナ・マラネロを念じ続けなきゃイケナイ。

“レンタカーで自由気ままな旅行が楽しいんだって”ぐらいの知ったかぶりをしよう。本当にそうなのだから、自信を持って言おう。有名な町よりも田舎のイタリアの方が圧倒的に面白い。人も優しい。飯も旨い。フリー旅行のワクワク感を同伴者に伝えることができたなら、入りはミラノと断固主張しよう。