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東京モーターショウ自体は面白かったけど・・・ 東京モーターショーのイタ車雑感(2ページ目)

いよいよ日本で行われる21世紀最初のモーターショウが、千葉市幕張メッセにて開幕した。話題のクルマが多く登場した中、我らがイタリア車の展示はどうだったのだろう・・・。

執筆者:西川 淳

子細を眺めていて、その理由が分かった。何だかクルマがボロっちい。デキが全然良くないし、恐らく中身はフツウの156なんじゃなかろうか。

ヘッドライトは黄ばんでいるし、クルマに艶もないし。ブラックフィルム張りのウィンドウなんて、今時急ごしらえのコンセプトカーでもやんないよぉ。かなりガッカリしました。欲しくないなあ。

フェンダーの張り具合とか、迫力のフロントマスクとか、なかなか惹かれる部分もあるのだけれど、全体のイメージがよろしくないです。

スポーツワゴンも持ってきて欲しかったし・・・。

お次はフィアットブース。プントに新グレードHLXが追加されていて、それがメインの展示。その他は特に見るモノがないんです。うーん、何だかジミィ。HLXの内装はなかなか良かったけどね。スベスベ滑らかシート生地で。

なんだかフィアットオートジャパンのブースは力が入ってないぞ!ちょっとガッカリ。せめてピカピカのGTAをちゃんと2種類置いて、スティロも持ってきて消費者やジャーナリストの反応を見る、ぐらいのことを最低限しないと、いつまでもイタリア車ってニッチだよなあ。日本じゃ、ずっとメジャーになれない。

プレスディに開設されていた喫茶スペース内でサラさん発見。頑張ってよ、サラ!


アルファ147に力を入れるなら入れるで、147をズラリと並べた方が良かったと思う。思い切って他のアルファなんか置かないでさあ。147の全部の色見せる方が、よっぽどいいと思うな。みんな147の色、全部見たことないでしょ。そっちの方がブースもカラフルで盛り上がると思う。
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