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フィアットの新型車スティーロ フィアットの新型車登場!

フィアットからミディアムコンパクトクラスの新型車スティーロが、ジュネーブショーで発表されることになった。3ドアと5ドアの2タイプ用意されているが、単純にドアの枚数だけではなくボディサイズやドライバーズシートのシート高などが若干ことなる仕様となっている。気になるスタイリングにはベーシックなデザインが採用されたようだ。

執筆者:西川 淳


2月14日、バレンタインデーのこの日、イタリア本国のフィアットからニューモデルSTILO(スティーロ)がジュネーブショーで発表される、との知らせが届いた。ミディアムコンパクトクラスへの世代的飛躍をテーマに制作されたこのスティーロは、3ドアモデルと5ドアモデルの2タイプが用意されている。
「3ドアモデルと5ドアモデルの2タイプ」と聞くと、普通はヴィッツみたいにドアの枚数のみが違うように思いがちだが、このスティーロはそれだけでは済まさない。まず、コンセプトからして違うし、ボディサイズもシート高も違ってしまうのだ。

 
 
ここで具体的な数字を見てみよう。運転を楽しみたいユーザー向けのパーソナルモデルというコンセプトを持つ3ドアタイプのボディサイズは、全長4180×全幅1760×全高1460mm、ホイールベース2600mmとなっている。一方、1クラス上の快適さと広い室内空間、安全性を追求した5ドアモデルは、全幅とホイールベースは同じだが、全長で70mm長く全高で50mm高くなっている。この他、ドライバーズシートのヒップポイントも良好な視界性を重要視している5ドアタイプの方が若干高い。単純に考えると、3ドアタイプが独身者とか1人で移動することが多いユーザー向けで、5ドアがファミリー向けのようだ。
エンジンに関して具体的な数字の発表がなされていないが、4種類のガソリンエンジンと2種類のコモン・レール式ターボディーゼルが搭載されること、3ドアと5ドアでエンジンの違いはないことだけが知らされている。

気になるスタイリングだが、写真を見る限りいたってベーシックなデザインだ。フロントビューは、どことなくドイツ車っぽい「マジメ」さが伺える。
もっと奇抜な(イタ車に限ってカッコイイと同義)デザインを期待していたので、僕的にはちょっと残念。でも、イタリア人だってフツーのクルマに乗る権利はありますからね。ちなみに日本での発売は、まだまだ全然未定のようです。
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