ランボルギーニ/ガヤルド

ガヤルド唯一の後輪駆動「LP550-VB」試乗!(2ページ目)

幸運にも試乗することのできた、世界限定250台の「ランボルギーニ ガヤルドLP550-2VBヴァレンティーノ・バルボーニ」。ランボルギーニ唯一となる後輪駆動車であることが特徴。感激のひとときをレポート。

岡本 幸一郎

執筆者:岡本 幸一郎

車ガイド

ファイティングブルならぬジャジャ馬!?

  5.2L V10エンジンは、最高出力405kW[550ps]/8000rpm、最大トルク540Nm/6500rpmのスペック。車両重量は1380kg。カタログモデルのガヤルドLP560-4に対し7kW[10ps]ダウンながら120kg軽い
内外装も各部が専用に仕立てられています。ボディカラーは専用色を含む8色を用意。さらに、フロントパネルからルーフ、リアスポイラーにかけて配されたホワイト&ゴールドのストライプが、1970年代のスーパースポーツを彷彿とさせます。スコーピウス・チタニウムカラード・ホイールも専用品で、タイヤサイズも専用。ブレーキキャリパーはボディカラーにより、ブラック、オレンジ、イエローとなります。

インテリアも、レザールーフ&ピラー・ライニングなどが標準となり、基本色はブラックながら、運転席と助手席にはホワイトのストライプが入り、センターコンソール全面には「ポーラ」ホワイトレザーが採用されるなど、ホワイトのアクセントが印象的です。

ブラックのレザーシートにホワイトのストライプを付加。センターコンソール全面にホワイトレザーを使用
ひさびさにドライブしたガヤルドは、やはり強烈でした。エンジンをかけた瞬間からいかにもランボルギーニな獰猛なサウンド。シフトダウンすると、不必要なほどエンジン回転数を上げて、大きめにエキゾーストサウンドを轟かせる演出も見られます。

走り出すと、やはり4WDモデルよりも圧倒的に軽いことが印象的。本来であれば前後輪に分かれるはずの駆動力が後輪のみとなっているので、ちょっと強めにアクセルペダルを踏み込むと、ありあまるパワーにより簡単にテールスライドを誘発し、ファイティングブル(ランボルギーニのエンブレム)ならぬ、ちょっとジャジャ馬っぽい印象も。やはり軽さは武器だし、後輪駆動ならではの操る楽しさが感じられます。ガヤルドのカタログモデルでの選択肢として、常に2WDモデルがあってもいいのではと思った次第です。

すでに7年目を迎えたガヤルドですが、まだまだバリバリの現役モデル。こうして新しいバリエーションがたびたび登場し、我々を楽しませてくれることをうれしく思います。

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