パーソナルな雰囲気

大きなドアを開けて乗降するのもクーペの醍醐味
トランク容量は415L(VDA法)とたっぷり。ゴルフバッグ3つを積載可能。後席は分割可倒式
ところで、ドイツの3つのプレミアムブランドは、最近ではメルセデス・ベンツだけでなく、BMWやアウディも多車種を展開しています。スポーツ&スペシャリティ系というと、BMWには、1シリーズにも3シリーズにも2ドアクーペがあるし、Z4や6シリーズもあり、アウディにもTTやA5があるし、これからスポーツバックも出てくるわけです。

メルセデスも、SLクラスやCLクラス、SLKクラスはあるし、CLSクラスのようなモデルもあったりと、スポーツ&スペシャリティ系もかなり充実しているのです。その中でEクラスクーペは、見てのとおり2ドアでかつ4シーターで、CLクラスほど高価でないというクルマ。Eクラスのセダンよりもずっとパーソナルな雰囲気があるところはクーペならでは。本当にスタイリッシュなクルマです。

E350クーペのホイールは17インチ5ツインスポークが標準となる

前席には、シートベルトを自動的に送り出すオートマティックベルトフィーダーを採用
セダンではちょっとくどいかなと感じたサイドのキャラクターラインも、クーペではすでに目に馴染んで見えるし、ワンモーションっぽくまとめられたフォルムのまとまりもいい。また、CLKクラスもそうだったのですが、さしものメルセデスも数年前はコストダウンの影響の痕跡が隠せなかったところを、最新モデル各車はそのあたりもしっかり挽回してきているわけですが、Eクラスクーペもまさしくそう。けっこう高価なクルマではありますが、それも納得させられるだけの雰囲気を持っています。

前後ウインドウを下げるとBピラーがなくなるのはメルセデスのクーペモデルの伝統。シートはセダンよりもスポーティな形状となる
通常の約2倍の透過面積を持ち、断熱強化ガラスを採用したパノラミックスライディングルーフ


次ページで走りをチェック