2日目からは、改良しよう(2日目~1週間)
楽しい時間のあとは、忘れずに家計簿に記入!
1日目にラクラク書けた人は、そのまま一週間続けて見ましょう。
1日目に「面倒だなぁ」と感じた人は、2日目はちょっと簡略化します。お昼にお弁当とお茶を買ったなら、「ランチ 725円」とまとめて書くなど、書く手間を減らします。レストランで725円のランチメニューはあまりありませんし、自分の行動ですから「これはお弁当を買ったんだな」と見当がつくので、細かいことは書かなくてよしとしましょう。
もしも、お弁当とお茶と、ボールペンを買って「850円」だった場合は、食費と生活雑貨費に分けます。レシートを見て正確に書いてもよいし、食費に700円、生活雑貨費に150円と、だいたいの金額で書いてもOKです。(細かいところにこだわると、長続きできません)。
ノートを広げるという行為そのものが、どうも自分になじまない気がした人は、携帯やPCの無料家計簿ソフトを使ってみましょう。この段階では、自分にあったソフトを探すのはムリです。とりあえず、1週間、いろんなソフトを試してみてください。
書くのを忘れた! さあ、どうする?
買い物したら、レシートをちゃんともらおう!
買い物したらレシートをもらいましょう。記入した後は、捨てても構いません。レシートがなく、書くのも忘れたら……とにかく頑張って思い出して書いてください。すると、「昨日のことは思い出せるけど、一昨日のことはムリ」とか、「昨日の朝、財布に1万円札があったのに今はない。ということは、何か買ったはずだ」とか、いろいろ出てくるでしょう。
「一昨日のことはムリ」という人は、いろんな場所でチョコチョコ使っているから全部は思い出せない可能性があります。そうであれば、家計簿をつけるには「毎日書くこと。できればその都度書くこと」が必要だと分かります。
「財布に1万円札があったのに」という人は、「毎日財布には5,000円しか入れておかない」といったルールを決めておくと、記憶の手がかりになるだけでなく、無駄も防げそうだということが分かります。
練習の結果から、自分にあった方法を見つけましょう。→次のページへ