家計簿、つけていますか?
来年から家計簿をつけようと思っている方に、提案です。ぜひ、今日からつけてください。来年1月1日からスタート!と思っていても、元日はなんだかんだと忙しかったり、寝正月で何もする気が起きなかったり、あげたお年玉はどの費目に入れるんだろう?と悩んだ瞬間に面倒になってしまったり……。とにかく続かないんです。
来年から美しいスタートを切るためには、今年のうちに試運転、練習をすることがとっても大事。練習をすると、「どうすれば、“自分は”長続きできるか」がわかります。
【INDEX】
■費目は、この3つでOK! ……P1
■「ラク」を探す……P2
■書くのを忘れた時は……P2
■自分にあった形を見つける……P3
■ガイドおすすめ、長続きのワンポイント……次の記事
今年のうちに、見つけよう!
家計簿の練習の目的は、次の3つを見つけることです。
- いつ、どこで付けるのがいいか
- 何につけるのがいいか
- 費目分けは何が必要か
費目は3つでOK!
とりあえず1日、家計簿をつけてみましょう。まずは、手帳の隅でも、中断したままの家計簿ノートでも普通のノートでも、なんでも構いません。とにかく1日の支出を書き出し、その日いくら使ったかの合計を出します。
費目数は少なく! 費目分けを多くすると、かえってそれに縛られて、「これはどこに入れたらいいの?」と迷う原因になります。一人暮らしなら費目分けしなくてもいいくらいです。日付と、買ったものと、金額を順番に書き出すだけで十分。
分けるとしたら、「食費」「生活雑貨」「その他」の3項目でOK。子どものいる家庭なら、「子ども関係費」をプラスして4項目。毎日交通費が変わる人は「交通費」、毎週病院に行く人は「医療費」を作ってもいいけれど、時々タクシーを使う、たまに風邪をひいて病院に行く程度なら「その他」にまとめちゃいましょう。
外食代も食費に、飲み会代もとりあえず食費に入れます。生活雑貨は洗剤や歯磨き粉、文具などコマゴマしたものを。服を買った、友達の誕生日プレゼントを買ったなどは、その他に。ミルク代や学校で使う文具の購入費などは、子ども関係費に。
(費目分けに悩んだら、とりあえず「その他」に。練習なので気楽に。)
とりあえず1日つけましたね。では、2日目からは、よりラクな方法を探しましょう。
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