2010-2011年に買いたい新型SUV(3ページ目)

BMW X1

BMW X3の下に位置するX1は、2009年秋のフランクフルトモーターショーでお披露目されている。低めの全高により、高さ的には日本でも立体駐車場に入る

2010年、2011年に登場予定のSUVでも最注目はBMWのX1、アウディのQ3だろう。とくにX1は、X3が決して小さくないだけに、日本ではとくに歓迎したいモデルだ。ただし、新型RVRやデュアリスのようなサイズではなく、VWティグアンやXトレイルくらいの全長、全幅で、全高が1550mm以下に抑えられているのが特徴だ。フォルム的にはSUVと高めのステーションワゴンの間といったところか。X1といっても1シリーズではなく3シリーズベースだからミドルクラスのSUVなのは間違いない。今後のX3との位置付けがどうなるかが気になるとともに、アウディQ5や2011年頃登場が予想されるQ3、VWティグアン、メルセデス・ベンツのGLKやボルボXC60など各メーカーが全力を注ぐクラスだけあって、X1の商品力にも注目だ。

他にも新型SUVが続々

BMWの対抗馬になり得るのが、2011年に登場するアウディQ3。サイズ的にも日本導入が実現すればかなりの人気を得そうだ。来年にはティグアンのマイナーチェンジもあるはずなので、噂のベイビーカイエンなども含めて、スモールSUVは注目のジャンルになりそう

アウディの本国では、2011年からアウディQ3投入を発表しているが、日本では秋以降にQ7にクリーンディーゼルが登場する模様。世界的にクリーンディーゼルの盛り上がりは下降線を辿っているが、とくに大型SUVには待望といえる選択肢だろう。また、同じクリーンディーゼルでは、日本の新ポスト長期に世界で初めて対応したエクストレイル・クリーンディーゼルにAT仕様が加わるのも朗報だ。

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