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最新エスティマの熟成具合

エスティマ、エスティマハイブリッドがルーティのマイナーチェンジを昨年末に実施。新型オデッセイの登場やアルファード/ヴェルファイアなどの好調もあり、少し影の薄い感もあるが、実力はやはり一級品だ。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

上質さを増した内・外装

フロントビュー
エスティマ、エスティマハイブリッドが昨年末にマイナーチェンジを受けた。試乗したのは3.5L・Gの2WDで、全長4795×全幅1800×全高1730mmというディメンションに変更はない。価格はエスティマが274万~377万円、エスティマハイブリッドが376万~534万4000円

昨年末にマイナーチェンジを受けたエスティマ。内・外装のリフレッシュが主なテーマで、装備の充実も図り、商品力向上を図っている。走りに変更点はないが、熟成具合を試乗してチェックしてみた。


ライバルは身内にあり!?

リヤビュー
リヤコンビネーションランプ、バンパーまわりが変更され、若返った感のあるスタイル。ホイールの意匠も以前よりもスポーティさを感じるデザインになっている
大きく姿・形を変えたマイナーチェンジではないため、オーナー以外はパッと見や写真ではそれほど変化を感じないかも知れない。しかし、対面すると複雑な造形になったヘッドライトやバンパーまわりの造形が変わったことで、凛々しくて若返った印象を細部から感じるし、今回のねらいであるはずの上質感のアップにもつながっている。

今回のマイチェンはルーティンなものだが、時期的には新しいオデッセイ、身内のアルファード/ヴェルファイアというライバルに対して手をこまねいているワケではないということだろう。何より販売店としては、てこ入れは歓迎すべきはず。

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