ポルシェ/ポルシェ

カイエンはやはりポルシェだ(3ページ目)

ポルシェがSUVを出したことから誕生時こそ賛否両論あったものの、フタを開けてみれば大成功モデルとなり、同社の復活劇を支えたモデルだ。2世代目を謳うカイエンは、パワーアップでスポーツの純度も増した。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

ベースモデルの出来のよさ


ノア
実質上、大人5名まで乗れる唯一のポルシェであり、実用性の高さも随一。後席を倒せば1770L、後席に座っても540Lの荷室容量を確保する
数多いプレミアムSUVの中で、カイエンが他車と異なる点は、やはりハンドルを握るとスポーツカーメーカーなのだな、と実感させられる点だ。それは、飛ばさない街中でも、車体の大きさを感じさせないフットワークであるとか、直進性はあるが手を据えていないといけない、安易な運転を許容しない高速走行時のハンドリングなどに表れている。今回の変更でベースモデルから強力無比なターボまで、パワーアップを果たしたことでスポーツ度がさらに増して、より深い味わいまで演出していると思う。 カイエンらしさは確かにターボモデルの豪快な加速にあると思うが、エンブレムに惹かれてベーシックモデルを購入しても満足度は十分に高いはずだ。

燃費は7.9km/Lだった。255km走り、高速が6割占めていたとはいえ、とくにエコランをしたわけではないことを考えると悪くはないだろう。

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