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レクサスの救世主・HS250h登場!

レクサス初のハイブリッド専用車「HS250h」が発売された。既に月間販売目標の6倍の受注を受けているというこのモデル。はたしてレクサス待望の人気車種となるのか?

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

月間販売目標の6倍を受注

HS250h
ハイブリッド専用車であるHS250hは既に3000台を受注。2009年初めに登場した「RX」も受注の大半がハイブリッド仕様。ユーザーのハイブリッド車への関心の高さが伺える

すでにモーターショーでスタイル&概要を公表していたレクサスHS250hが正式に発売された。販売目標500台/月に対し、既に3000台の受注を受けているそうな。レクサスにとって初めての人気車種となるかもしれない。果たしてどんなクルマなのか?

まず車格。ボディサイズとしては新型レガシィB4やアウディA4をイメージして頂ければよかろう。BMWの3シリーズやベンツCクラスより一回り大きい。日本流に「排気量は?」と聞かれたら「2.5リッタークラスですね」というイメージ。

HS250h
車名にある「HS」の由来は「Harmonious Sedan」。地球や人、そして上質との調和を備えたクルマとして開発された

搭載されるパワーユニットは、150馬力の2.4リッター4気筒エンジン+147馬力のモーター。新型プリウスに使われているエンジンとモーターを、二回りくらいグレードアップしたと思えば間違いない。加速性能は3リッターエンジンと同等とのこと。

気になる燃費の件を聞いてみたところ「10・15モード燃費でプリウスのおよそ3分の2となる23km/Lです。実用燃費も3分の2を考えて頂ければいいと思います」。新型プリウスの燃費は街中で22km/L、高速巡航で25km/L程度。

この数値の3分の2で考えると、街中15km/L、高速巡航17km/L程度か。ちなみにレガシィB4やアウディA4だと街中8km/L、高速巡航12km/Lくらい。渋滞や信号待ちの多い交通環境で使う人ほど二酸化炭素の排出量低減が期待できる。

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