レディースファッション/アクセサリー・メガネ・サングラス・帽子・ファッション小物

ベルトをオーダーメイド&カスタマイズ(2ページ目)

最近ではスタイリングの中心となりつつあるベルト。それではお気に入りの素材を選んで自由にカスタマイズ、あるいは、一歩進んで自分のオリジナルな発想でバックルをデザインしてしまおう!そんなショップがあるの?

執筆者:森田 剛


そして、オーダーメイドのバックルを作るとしたら ...

ベルトの魅力、それはバックルに負うところも大きい
特に今は、シャツの裾からバックルをチラっと見せるスタイルが人気だったりもするので、バックルには自然と目が向いてしまう。

ユニークなバックルをしている人は、印象が強く残る。
ちょっと仮面ライダー的ではありますが...

では、オリジナルデザインのバックルを作ったら、どうだろう...
...というのが、この記事のふたつ目のポイントでもあります 。

江戸の匠の技を、現代に...

今回、取材で訪れた、原宿のショップ彫銀の経営母体である(有)斎藤彫刻は、かつて日本刀を飾った鐔(つば)と呼ばれる部分に、技巧を競って施した職人たちのなかで、武州伊藤派と呼ばれる名工の末裔に当たる。

左の写真は、店にディスプレーされていた、当時実際に使われていた物。

日本刀の脇に差していた小柄(こづか)と呼ばれる短剣だが、匠の技の片鱗をうかがうことができる。

世界で一つだけの、バックルをデザインする、粋(いき)...

既製品のように鋳型に金属を流し込むのではなく、彫刻のように、じかに金属を削り込んでゆく製法は、必然的に高い技術に裏付けられている。

こちらの写真は実際に顧客の注文によりオーダーメイドされたベルトのバックルだが、柄も、形も、素材も、自分が思ったものを依頼することが可能だという。

特別にデザインの勉強をした者でなくても、ラフスケッチから、あるいは時には言葉のイメージのみから、納得するまで何度もやりとりをしてデザインを決めてゆくことも可能なのだとか。

気になる値段の方だが、もっとも汎用的なシルバーを使ったもので、5万円をメドにしたところから考えられるそうです。

決して安くはないが、前ページのショップなどで、ベルトの部分だけ交換するなどして、長く愛用するものを作るのだと考えるなら、必ずしも高いとは言えないのかもしれない。

余談だが、ベルトのラインを常に意識することは、お腹周りの肉が気になりがちな大人の男性にとっては、端的にダイエットにも役立ちそうなのです。




*Shop

彫銀原宿店

東京都渋谷区神宮前3-15-8 
シャンブル15 1F
営業時間:11:00~20:00 定休日:水曜日
TEL:03-5412-8445


【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で人気のレディースファッションを見るAmazon で人気のレディースファッションを見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます