FRAPBOIS 2005年春夏コレクション　ちがうものについて..フラボア(2ページ目)

肩の力の抜けた独創性（オリジナリティ）....

フラボアの服は、カッティングや組み合わせのスタイルに、他のブランドにはない独創性（オリジナリティ）を感じさせるが、一方で着る者が非常にリラックスしているような印象を受ける。

たとえば、芸能人やアーティスト、モデルなどが私服としてこちらのブランドの服をよく着ているという話も、とてもうなずける。

フラボアのデザイナー、宇津木えりは、今回のコレクションに関して、「”ちがうもの”について考えた」と語っている。

「ちがうんだけど、まちがいじゃないんじゃない？
ちがうんだけど、これもこれ、それもそれ...

そんな具合に、肩の力をぬきたいな、と
あらためて思っています」

ファッションは、常に新しいものを求め、その正解を競うゲームのような側面もある。

「次は何が早くて新しい？」狂想曲から、少し目線を引いて見た時、フラボアのようなブランドは貴重な存在だったりする。