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色の資格 その3 「色彩検定」合格への一歩(4ページ目)

AFT「色彩検定」(11/14実施)受験者必見!各級の勉強方法についてまとめました。9月から受付が始まります。そろそろ学習の準備にとりかかりましょう。

執筆者:細谷 美千代

色彩検定 全級に共通する事柄
色彩検定 3級の勉強方法
色彩検定 2級の勉強方法
色彩検定 1級の勉強方法

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色彩検定 1級の勉強方法


A:最低限これが必要


●公式テキスト 「対策参考書1級編」
●「新配色カード 199a」 1冊
●ハサミ or カッター
●のり


B:大抵の人が持っている


●公式過去問題集
●カラーチャート 「PCCSハーモニックカラーチャート201-L」
●市販の参考問題集 「色彩検定1級」


C:余裕があれば欲しい


●色名事典
●色彩学、色の雑学、デザイン、美術関連書籍
●暗記用:「新配色カード 199a」 1冊
●演習用:「新配色カード 199a」 数冊、or「新配色カード 199b」1~数冊
●A・F・T色彩会員に登録する

暗記用に、小さい 「新配色カード 199a」の裏に、色名や由来等を書き込み、表と裏を繰り返し見る。

演習用に、試験会場で配布される「新配色カード 199a」数冊、あるいは、大きめですぐなくならず手頃な「新配色カード 199b」1冊を準備する。

*「あの色名がすぐわかる待望の一冊」
*「色の辞典【今日の用語】検索」



勉強のコツ


Q: 色名や由来はどこまで覚えればよいでしょう?
A: 色名事典は、色名の由来や歴史的背景がわかり、色見本と色名を一致させて覚えるのに非常に有効です。テキストの色見本を基本に、それ以外の色にも数多く触れることが大切です。1級はテキスト以外の知識を問われるため、多くの色彩関連本を読んでください。

Q: カラーカードは「199a」を使った方がいいですか?
A: 日本色研事業株式会社多種の配色カードを発行しています。「新配色カード199a」が指定カードで2次試験でもこれが配布されます。「199a」は「199色、3.0×12.0cm」の意。テキスト貼り込みや暗記用には「199a」、演習用には大きめの「199b」が手頃なサイズです。スクールの作品制作には、サイズや色数や光沢の有無を見比べて選んでください。

Q: ハサミやのりは、どんなものがいいですか?
A: 基本的に自分が使いやすいものなら何でもOK。ハサミは、デザイン用の刃の長いものだと定規無しで真直ぐ切る事ができます。カッターは下敷きが必要ですし、2次試験会場の狭い机での作業を考えると、良いハサミで早く切る練習をした方が無難です。のりは、表に染みたり、固まりが出ないものを。

Q: 配色のセンスを磨きたいのですが?
A: テキストの配色例を参考に条件設定をいろいろ変えて、配色演習の数をこなすことです。雑誌で素敵だと思える配色を探したり、売れている商品や良いデザインといわれる事例を多く見るとだんだんわかってきます。

Q: PCCSの色とマンセル値は覚えないとダメですか?
A: はい。試験問題に印刷された色を見て、PCCSのどのトーンの何番、マンセル値がどれくらいだったかがすぐわかるようにしていた方がよいでしょう。カラーチャートの配置を参考に、規則性を見つけたり、配列の形をイメージで覚えるとラクです。

色彩検定全級  3級の勉強方法  2級の勉強方法  1級の勉強方法

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