カラーの勉強が楽しいのはなぜ?
資格をとれば本当に仕事に役立つの?
今からでも検定に間に合いますか?
資格をとれば本当に仕事に役立つの?
はい、カラーの資格は陰になり日向になり、あなたの仕事のお役に立つでしょう。
理由その1 すぐに仕事に応用できる!
最近は社内向けの資料一つとっても「カラー化」が進んでいます。見やすい配色、流行色、売れる色売れない色、集中力がアップし作業効率を高める色、ストレスを減らし疲れにくくする色、相手に好印象を与える色。色彩を相手に正しく伝えられる、カラー展開に説得力がある、経験と理論が一致した説明ができ、相手に納得してもらえるようになる。
このように、商品や店舗のカラーデザインだけでなく、プレゼン、パンフレット、ホームページ、オフィス環境、営業、事務、受付、あらゆる場面で色の知識と技能が役に立ちます。
検定の範囲は基本から応用まで幅広いものとなっています。公式テキストは、おもに色彩学各分野の基本的な考え方、色名とその由来、配色方法、用語解説などが書かれており、1級は実務により近い内容で、コンセプトに合った色の選び方、色彩計画の実際、色を扱う際の注意事項、各業界の最新色事情などが大変参考になります。
公式テキストは、色彩関係の書籍、数百冊分もの内容から最低限必要だと思われる事項のみピックアップ、簡潔にわかりやすくまとめています。数少ない色彩関係の書籍を探し回り、時間をかけて読み砕くよりも、早く確実に情報を得ることができます。時間に追われる仕事人にとって
、検定の勉強は色について体系的に学ぶ最も効率の良い手段といえます。
理由その2 テキストや副教材がそのまま使える!
受験勉強で使用したテキストや副教材は、そのまま仕事やプライベートの資料として使うことができます。もちろん、職種によっては使う色見本や資料が定められている場合がありますが、自前の資料として使用する分には問題ないはず。
これらはデスクのすぐ近くに置いておきましょう。色を指定する場合、言葉だけで伝えるのはとても難しいものです。同じ色名を使っていてもお互い別の色を思い浮かべていたり、一言では表しにくい微妙な色だったり。同僚やクライアントとの打ち合わせの際、カラーチャートを見せて「この色で!」、カラーカードを組み合わせて「この配色で!」、と言えば、短時間で両者の理解が深まること間違いなし!
理由その3 就職、転職、独立の支えになる!
カラーの資格は履歴書に書くことができます。デザイン専門学校等で、色彩学の授業の一環として、生徒に受験させるところが増えてきました。さらに最近では、デザイン系に限らず営業や事務職でも、自己啓発、技能向上のために3級、2級取得を奨励している会社が増えています。
実は受験者の中にはもっと積極的な方が大勢いらっしゃいます。というより、色の世界を知れば知るほどもっと広い分野で使ってみたくなる、とでもいいましょうか。最初は自分の興味だけで始めたカラーの勉強だったが、やっているうちに色彩関係の仕事をしてみたくなった、自分の進む道にぜひ色を生かして発展させたい、という声が想像以上に多いのです。職場でカラー提案、企画を任されるようになった、色彩関係の仕事に転職したい、福祉の道に色彩心理を応用することを考えている、などなど。
私も最初は美的なものへの憧れから勉強を始めました。次第に色には機能と役割とセオリーがあってコントロールが可能だとわかり、周囲の人にアドバイスしたり相談を受けたりしているうちに、いつの間にかカラー専門の職に従事している自分がいました。
もしあなたがカラーの勉強を始めたらどんなふうに変わるのか‥‥、こればかりは実際に行動してみなければわかりません。
では次に、カラーの検定を受けるとしたら今から勉強しても間に合うのかどうか?についてお答えします。