緑茶ブームとリフレッシュ系化粧品
今年注目の黄緑の配色
■緑茶ブームとリフレシュ系化粧品
緑茶は、自然食品、心と体を癒す商品として人気があります。1985年に伊藤園が緑の煎茶「緑茶」缶飲料を発売してから、各社がこだわりの緑茶飲料をこぞって投入、他のコーヒー飲料や炭酸飲料を押しのけて、今やトップレベルの売上を誇っています。ペットボトルのミニサイズやホット対応により、緑茶ブームは今後も加速を続けるでしょう。
また1997年から、美容液 資生堂 「オードブラン」、「ジェルドブラン」、
花王ソフィーナ 「ベリーベリー」が大ヒット中。そのイエローグリーンのパッケージは、角質層まで浸透する肌のリフレッシュ効果、新緑のような若さと再生を印象づけました。
「とっとこハム太郎」玩具パッケージ、コンビベビーカー「ウェルキッズ:パウダーグリーン」、ランチョンマットやカーテン等のファブリック類など、
その他の分野でも黄緑が増えており、新しい定番色として定着しつつあります。
■今年注目の黄緑の配色
2001年は明るい黄緑に注目!今年らしい配色で、新鮮であか抜けたイメージを出しましょう。ファッションだけでなく広告や商品にも使えます。キーワードは「冷たい緑茶のようなひんやり感」、「コントラストを強く」。面積比やトーンをいろいろ工夫して自分なりのバリエーションを考えてみましょう。
黄緑 x ピンク 昨年からの流行色ピンクと合わせて。
洋服なら面積比に差をつけたり、トーンを薄めにすると使いやすい。バッグや靴、浴衣の帯など小面積のものは、ビビッドな色対比の方が今年らしく見える。
黄緑 x 水色 今年のキレイ色どうしの配色。黄色、ベージュ、ピンク、白など他にいろいろ挿入すると面白い。
黄緑 x 白 涼しげで夏にぴったり。上下、柄、どんな組み合わせでもOK!
黄緑 x 黒 流行の「白x黒」の配色を、さらにランクアップさせたハイセンスな配色。
すでに雑誌や広告で効果的に使われていますが(黄緑の地色x黒文字)、ファッションでも応用したいもの。 黒の分量を極めて少なくするのがコツ。たとえば、黄緑のキャミソールの胸元の縁取りと紐部分を黒にする、黄緑のTシャツに黒ロゴを入れるなど。
*この記事は、2001年6月29日にアップしたコラム「新鮮度ナンバーワン黄緑の使い方」の、流行色に関する部分に新情報を加筆し、2001年8月11日に別立てコラムとして新たにアップしたものです。元記事「新鮮度ナンバーワン黄緑の使い方」は、流行に関わらずいつでも使える『配色方法』に焦点を絞って書き直しました。
新鮮度ナンバーワン黄緑の使い方
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