恋をすると色の好みが変わる
相手の色に染まりたい
色気があるかないか
■色気があるかないか
さて、今度は恋がうまく行かない人のお話です。
随分前、新入社員歓迎会の場で、一人の先輩社員が突然真顔で問いかけてきました。「ボクはいつもいい人止まりなんだけどなんでだと思いますか?どこが悪いのか教えて下さい。」と。
初対面の新人女性にいきなりこんな質問するなんてどういう気だろう、と戸惑いながらも「理想が高いのでは?ご自身にお似合いの方がきっといらっしゃるはず。」とにっこりお答えしました。
そのとき、本当は心の中でもう一つの答えを持っていたのです。『色気があるかないか、じゃないでしょうか。』と。
昔から「色を好む」「色男、色女」「色香」「色気」とは、官能的でフィジカルな感覚や感情を含んでおり、つまり色気のある人とは異性をひきつけるフェロモンを発しているということ。男らしい体格、女性的な体つきもアピールの一つではありますが、実際はそれ以外の要素が肝心。
たとえば、身なりや持ち物、ちょっとした仕草や所作、話を聞くときのまなざし、顔全体がゆるんで微笑みに変わる様子、声のトーンや響き、選ばれた言葉、背景にあるものの考え方や価値観、自分の内面を見つめる力、周囲に対する気遣いや優しさ。
感覚を研ぎ澄ませてみれば、目に見えないオーラのようなものがその人を包んで揺らいでいるのがわかるはずです。そう、もちろんあなたにも。
例のいい人止まりの同僚は、その後恋愛なれした年上の女性に片思い。一度きりのドライブを理由に、その後つきあってくれないのはおかしいと第三者を通して主張しましたが、結局軽くいなされて終わったようです。少しでも「相手の色に染まりたい」という心を持ち、自分なりの「色気」を身につける努力をしていれば、同じ失敗を繰り返さずに済んだかもしれないのに。
今、恋をしている人へ。そして恋を探している人へ。ガンバッテ!心から応援しています。
結婚式をふたり色に染めて
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