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カラーコーディネーターの検定試験とは?
カラーコーディネーターの検定には、大きなものが2つあります。誰でも何級からでも受験でき、3級が一番難易度が低く、2級、1級、(S級)となるにしたがって難易度が高くなります。
A・F・T主催
「色彩検定」
「色彩検定」は、社団法人 全国服飾教育者連合会(A・F・T)が主催し、1990年に初めて実施され、1994年に文部省(当時)の認可を受け、年々受験者数をのばし、マスコミでも頻繁に取り上げられている注目の検定です。
誰でも、何級からでも受験できます。同じ日に1級と2級、2級と3級の併願受験可能。試験はマークシート方式(一部記述式)です。
1級2次はカラーカードを使った実技中心の試験で、カラーカードは試験場で配布されますが、ハサミ、のりなどの道具は各自持参しなければなりません。会場は全国にあり、希望会場、または指定会場で受験します。
東京商工会議所
「カラーコーディネーター検定試験」
「カラーコーディネーター検定試験」は、東京商工会議所を中心に各地商工会議所が連携して行います。1995年に始まり年々受験者数をのばしています。
1級は、3分野「ファッション色彩」「商品色彩」「環境色彩」 に分かれ、各業界の実務に関わる内容が試され、即戦力を求める企業から注目されている検定試験です。
S級はまだ実施されていませんが、1級以上にプロフェッショナルな能力が試されるだろう、といわれています。
誰でも何級からでも受験できます。同じ日に1級と2級、2級と3級の併願受験可能。試験はマークシート方式ですが、1級では論述問題があります。
全国の商工会議所で実施されます。各地商工会議所で申込み方法や受付期間が異なるので注意!
*「カラーコーディネーター検定試験」は東京商工会議所の登録商標です 。
どちらの検定も、誰でも公式テキストや過去問題集を買うことができますから、まずそれらを見て、どんな内容なのか確かめてから受験を決めても遅くはないでしょう。一般書店で、どちらかの検定に対応した市販の参考書、問題集が販売されており、独学でも十分合格を狙うことができます。
もちろんスクールに通って色彩学講座や検定対策講座を受講すれば、さらに深く知識と実技能力を身につけることができるでしょう。
また、どちらの検定も、主催団体が独自に検定対策講座やカラーセミナーを開催しています。受験者だけでなくスクールの講師もこぞって受講し、検定対策に大いに役立てているようです。
9月から2004度冬期検定の受付が始まります。その日程は…。次ページへ>>>
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