見逃せない！ 今季注目ニュース10(4ページ目)

オランダ発ジーンズ「デンハム」が日本上陸！

（左から時計回り）代官山にオープンした「デンハム代官山店」。／ブランドのアイコンである「ハサミ」がプリントされたボードには、たくさんのメッセージが。／デザイナージェイソン・デンハム氏と「DENHAM Mother of the Book」のメイン写真を手掛けた田中凛太郎氏。／店内の様子。

2010年6月5日(土)、オランダのジーンズメーカーブランド「DENHAM(デンハム)」が日本上陸。アムステルダムに直営店を構え、今回日本1号店として、また、世界2店舗目の直営店として、代官山に「DENHAM STORE : TOKYO DAIKANYAMA（デンハム代官山店）」をオープンしました。

ショップオープンの前日に行われたレセプションパーティには、デザイナーのJason Denham（ジェイソン・デンハム）氏も登場。ブランドのビジュアル写真を全て撮影した、古着ファッション研究の世界的な第一人者として知られるロサンゼルス在住のRin Tanaka（田中凛太郎）氏とともに、ブランドのアイコンにもなっている「ハサミ」を使用して、オープン記念セレモニーのテープカットを行いました。

（左から時計回り）デンハムデザイナーのJason Denham（ジェイソン・デンハム）氏。／B1Fの店内の風景。／ユニオンスペシャルのミシンが置かれたB1F。／ブランドのアイコンである「ハサミ」を店内の什器として使用。デニムを作る時、裁断に用いているもの。／デニムの品揃えが豊富。

「デンハム」はテーラーのフィット感を持つ独特なスタイルと、ハイデザインのプレミアムジーンズを中心に、トップスとアクセサリーのコレクションを持つブランド。デンハムのデザインはデニムのファブリックにインスパイアされ、それがデザインの信念となっています。伝統的なジーンズ職人の技術をリスペクトしつつ、新たなデザインを創造しています。

「デンハム代官山店」のショップコンセプトは「伝統主義と現代性の融合」。アムステルダムのショップを喚起させるデザインで、白壁とクリーンでミニマルな要素を持つ深みのあるウッドフローリングが特徴的。季節ごとのコレクションは、カスタムメイドで作られたシザーブラケットによって壁に並びます。地下のフロアには、ユニオンスペシャルのミシンが置いてあり、昔ながらのチェーンステッチでジーンズの裾上げができるようになっています。また、デニムなどの衣類やアクセサリー、小物の他、書籍やランドリーバッグ、石鹸などデンハムの考えるライフスタイルに基づくアイテムもラインナップ。まるでギャラリーのような佇まいのデンハム代官山店で、お気に入りのデニムを見つけてみては？

■DENHAM STORE : TOKYO DAIKANYAMA（デンハム代官山店）
住所:東京都渋谷区猿楽町25-8
営業:12:00～20:00
Tel. 03-3463-2258

「タブロイド」発アートイベントで「リトゥンアフターワーズ」がファッションショー開催！

リトゥンアフターワーズの「罪と罰」をテーマとしたコレクション。

2010年6月12日（土）、デザイナー山縣良和が手掛けるブランド「writtenafterwards（リトゥンアフターワーズ）」が、先日LADY GAGAのシークレットライブが行われた芝浦の多目的スペース「タブロイド」にて、6シーズン目となるコレクションを発表しました。

今回のコレクションテーマは「罪と罰」。「罪＝いたずら」のようなことがあってもいいのにと思い、「罪と罰」をテーマにしたそう。山縣氏がイメージしたのは、大人びているけど未成熟な女の子。いたずら（罪）心を持つ少年の目を通して、成熟した少女が纏うガーリィファッションを描いています。ショーは初めて有料で一般公開されましたが、すぐに会場は満員に！ 一般客を含め1000名以上が来場しました。

ショー終了後、すぐに展示受注展示会が行われました。

ショー終了後には、バックステージにも客を招いて、新作コレクションの受注展示、販売会や、山縣氏が主催するファッションデザイン教室「ここのがっこう」の公開授業、アートホテル ネストトーキョーによるオープニングパーティなど、さまざまな企画が目白押し！ また会場では、建築家の谷尻誠氏がタブロイドのために手掛けた、天井の先のその向こう側を体験するかのような空間デザインが初披露され、来場者を飽きさせません。ジャンルを超えた一夜限りのセッションは、大成功の内に幕を閉じました。


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