助産院や自宅の出産が難しいときでは「助産院で産めるかどうか」の目安を経験的な観点からご紹介しました。その後、(社)日本助産師会が、2004年5月の同会総会で、協会としての公けな基準を定めたのでご紹介しておきます。

今、高度医療施設から自宅まで、さまざまな出産場所がありますが、助産院で扱える範囲について細かい規定がされたことはありませんでした。助産院出産を希望している人は、ぜひ参考にしてください。

助産院で扱えない人
ガイドラインの文面をもとにしていますが、一部の専門用語を一般的な言葉に変えています。

妊娠中にわかること



●妊娠中に発症したり悪化したりすることが予想される病気を持っている人
気管支喘息・血小板減少症・甲状腺機能亢進症や低下症・腎障害・先天性心疾患・関節リウマチ・全身性エリトマトーデス・シェーグレン症候群・重症筋無力症・骨盤骨折・円錐切除後妊娠・筋腫核出後妊娠・子宮頚部高度異形性・子宮癌・精神疾患など

●母子感染の予防が必要な病気またはキャリアの人
B型肝炎・C型肝炎・HIV感染など

●再発する可能性がある異常妊娠・出産を経験している人
既往帝王切開・頚管無力症の既往・妊娠糖尿病の既往・重症妊娠中毒症の既往・子癇・ヘルプ症候群・血液型不適合妊娠の既往など

●今回の妊娠経過の中で次のような異常が見られた人
妊娠週数不明・前置胎盤・多胎妊娠・切迫流早産・重症妊娠中毒症・妊娠糖尿病・胎児奇形・子宮内胎児発育遅延・巨大児・羊水過多・羊水過少・子宮内胎児死亡・胎児水腫・血液型不適合妊娠・過期妊娠(42週以降)・骨盤位(逆子)など



助産院で産める?産めない?
助産院の公式基準 妊娠編
助産院の公式基準 出産編
助産院の公式基準 用心編



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