系列によってクレジットカードの特色は変わってきます!
クレジットカードは最近、その多くがメガバンク(三菱UFJ、みずほ、三井住友)の傘下に入ったこともあって、それぞれの特色が薄れつつありますが、クレジットカードを理解するうえでは、その出自がどこにあるかを見極めるのが重要な手だてとなります。そこで、ここでは、系列別の特徴という側面から詳しくみていきましょう。クレジットカードには銀行、信販、流通、メーカーの4つの種類があります!
クレジットカードは、系列別に見ると、大きく分けて4つに分けられます。・ 銀行系クレジットカード
・ 信販系クレジットカード
・ 流通系クレジットカード
・ メーカー系クレジットカード
これら4つの分類は、見てお分かりのように銀行、信販会社、流通系企業、メーカーという発行元によるものです。
例えば、三井住友カード(三井住友銀行)、JCB(旧UFJ銀行)、DCカード(旧三菱銀行)などは銀行系カードで、オリコカードやジャックスは信販系カード、伊勢丹やタカシマヤカードは流通系、JALカードやトヨタカードはメーカー系に属しています。
それぞれに特色があり、それをよく知って使い分けましょう!
この4つの系列の基本的な特徴は、銀行系カードは銀行という大きなバックを持ち、発行枚数がもっとも多いことです。信販系カードは、割賦販売を得意とする信販会社を母体とするだけあって、分割払い、リボルビング払いと支払いの多様性があるとともに、提携カードをたくさん発行しています。
流通系カードは、スーパーやデパートなどが自前のチェーン店を使って、割引やポイントなどの特典を付けて多様なサービスを展開しています。
一方、メーカー系カードは、個々の会社の独自性に沿ったサービス内容を打ち出しており、特定の商品、サービスで大きな還元を受けられます。