日本のクレジットカードには、様々な付帯サービスが付いている!
クレジットカードの魅力は、現金を持ち歩かなくてもショッピングやキャッシングができることです。また、海外でも国内と同じように利用できるのも大きなメリットといえるでしょう。支払い方法も多彩で、一回払い、分割払い、リボルビング払い、ボーナス一括払いなどあり、利用者の都合に合わせて選択できるので、それも利点といえます。しかし、クレジットカードの良さはそれだけではありません。支払い方法(決済)が多様で便利というだけでなく、日本のクレジットカードには、実に様々な付帯サービスが付いているのです。まさに生活支援ツールとなっており、これが欧米のクレジットカードにはない特質となっています。
ポイントサービスは利用促進に大いに貢献している!
そのうち、もっとも目立つのが、ポイント(マイル)サービスでしょう。利用すればするほどポイントが貯まり、プレゼントがもらえたり、割引になったり、キャッシュバックを受けたりできます。マイルでは無料航空券や旅行券がもらえます。とくにポイントサービスでは、各社ともポイントの点数に応じた小物や商品券などの景品を用意しており、これがクレジットカードを利用する人たちの利用促進につながっています。さらに、カード会員になると、旅行先や商品購入でのトラブルの際に、怪我や病気の治療代や土産物の破損代を補償してくれる旅行傷害保険やショッピング保険が自動的についてくるものもあります。海外旅行では、旅先のトラブルに対して、いろいろとサポートしてくれるトラベルデスクを用意しているところもあります。
暮らしの中で手助けしてくれるクレジットカード!
その他にも付帯サービスは様々あります。引っ越しの際にさまざまな便宜を図ってくれる引っ越しサービス、家の改築に相談に乗ってくれる住宅リフォームサービス、ゴルフ場の予約を代行してくれるゴルフ場エントリーサービス、コンサートや演劇の公演を予約できるチケットサービスなどがよく知られるところです。特定の店やホテルでは、優待サービスがあり、利用料金を割り引いてくれるので、接待に利用できます。独特の特典を用意する富裕層向け付帯サービス!
富裕層向けのサービスとしては、「世界一周クルーズ」「自家用ジェット機を使ってのハワイ観光」「1年間の家事手伝い」「自分だけの地酒を醸造」といったものがあります。グルメ、ファッション、美容、スポーツなどそれぞれにテーマを設定し、それに関心をもつ人たちの会員組織を作ってサービスを展開する例も富裕層向けカードではよくみられます。かつては、カード会社一社で100種類以上のサービスを用意していたのですが、いまは、そのほとんどがポイントサービスの中に統合され、ポイント点数に応じて提供されるようになっています。そのアイテムは時代と共に移り変わっていきますが、付帯サービスがクレジットカードの最大の魅力になっていることは今も昔も変わりません。