おなじみの定番土産なら『東京銘品館』
東京駅構内の一等地といえる場所にある『東京銘品館』。全部で4つのスペースがあります
『グランスタ』や『エキュート東京』の登場で、改札を出ずとも珍しいスイーツや最新の東京土産を買えるようになった東京駅。しかし昔ながらの「東京といえば」的な定番土産だって手に入れたい……。そんな時には『東京銘品館』がオススメ。贈った相手も「東京といえばやっぱりこれだよね」と納得の定番土産満載のスポットなのです。
“エキナカ”スポットの先駆け
ピンク色のマークが『東京銘品館』。構内の1階で、中央部分へ向かえばすぐに見つかります
東京銘品館はJR東京駅構内に4つある、お土産が買えるスポット。1995年に、東京駅初のお土産ギフト専門スペースとしてオープン、まさに“エキナカ”の元祖なのです。現在は、東京駅エキナカのメインストリートとも言える中央通路や新幹線の乗り口近くに、『中央通路店』『中央店』『南通路店』『南口店』があり、東京土産の定番商品から高級贈答品までを扱っています。
軒を連ねるのは洋菓子の店や和菓子の店、バラエティに富んでいますが、東京ではおなじみの有名店ばかり。通常の店舗の他、月替わり・週替わりで店頭催事が行われ、『南口店』では東京駅でしか買えない限定商品が販売されるなど、定番と新しさ、どちらをも兼ね備えたお土産スポットとなっています。
そんな『東京銘品館』で、安定した人気を誇るロングセラー東京土産とは……? 厳選した5品をご紹介します。
名菓ひよ子~東京ひよ子(9個入 1080円)
シンプルだけど可愛らしいシルエットで、1世紀にわたり人気を博してきた『名菓ひよこ』
いつみてもその可愛らしいカタチに顔が緩む『ひよ子』。大正元年に福岡で生まれ、約100年、味も形もほとんど変わっていないお菓子です。東京オリンピックをきっかけに東京へ上陸。東京での第1号店が東京駅だったこともあり、いつしか東京土産の代表的存在になりました。中には隠元豆を使用した黄味餡が入っていますが、塩にこだわった小豆の赤餡が入った『塩ひよ子』(5個入756円)は東京オリジナル商品。引き締まった甘みが、従来のひよ子とまた違った美味しさです。
ショコラヴィオン~資生堂パーラー(15個入 1080円)
伝統のおしゃれな雰囲気はパッケージにもただよう、資生堂パーラーの逸品
1902年、銀座の資生堂薬局内で、ソーダ水とアイスクリームの製造・販売がスタート。これが後に『資生堂パーラー』となりました。おしゃれスポットの草分け的存在。今で言うセレブな人々が集うパーラーは銀座の象徴となり、今でも資生堂パーラーオリジナルスイーツは、「東京といえば……」のスイーツブランドとなっています。『ショコラヴィヨン』はゴージャスなチョコフレークバー。チョコレートにプラリネをあわせ、サクサクのクレープ生地を砕いたものとクッキーを練りこみ、仕上げにココアをコーティング。ストロベリーとスイートチョコ、2つの味が楽しめます。
芋ようかん~舟和(5本詰 648円)
東京浅草を代表するスイーツ・舟和の『芋ようかん』
創業100年を越えた『舟和』。元々は芋問屋で、庶民には高価だった煉ようかんの代わりにと完成したのがこの芋ようかんです。原材料は創業当時と同じ、1本1本手でむいたさつま芋と、砂糖と少しの塩だけ。さつま芋を蒸し、なめらかに練り上げる製法も変わりません。現在も本店は創業の地・東京都台東区浅草1丁目22番10号にあります。
みぃつけたっ~東京ばな奈(8個入 1029円)
20年前に発売されブームを巻き起こした東京ばな奈。今やすっかり定番土産に
1991年の発売以来、東京駅でもっとも人気の高いお土産のひとつとして愛されているのが東京ばな奈の『みぃつけたっ』。ブランド名に“東京”という地名が入っているのも人気の理由。ふんわりとしたスポンジケーキの中に、バナナカスタードクリームがたっぷり入った優しい味わいが、老若男女とわず愛されています。
東京たまご ごまたまご~銀座たまや(5個入 520円)
3週間の日持ちは嬉しい! 『東京たまご ごまたまご』
今やすっかり東京土産としておなじみになったのが『東京たまご ごまたまご』。見た目は真っ白なゆで卵のようですが、黒胡麻のペーストと黒胡麻あんをカステラ生地で包んでホワイトチョコレートでコーティングている、手の込んだたまご型のお菓子です。3週間も日持ちするのも、嬉しい点。
以上、東京駅エキナカ『東京銘品館』で手に入る超定番東京土産でした。どれもロングセラー、安定した人気を誇っていますから、「時間がないけれどとにかく東京土産を!」という時にはお役立ち。 「まちがいのない」東京土産としてご活用下さい。