新生児から使えるベビーシートの人気おすすめ商品比較!
ベビーシートは、チャイルドシート、キャリー、ラック、ベビーカーと多機能に使えます
ワンタッチで車に取付できるベースメントや、ドッキングできるベビーカーも増えて、ベビーシートはよりアクティブな活用が楽しめるアイテムに進化しています。新生児から、およそ1歳半頃までの赤ちゃん向け、新生児乳児用ベビーシートの人気おすすめ商品をランキング形式で紹介します。
ベビーシート人気ランキング
第1位 ブリタックスレーマー BABY SAFE i-SIZE
第2位 マキシコシ ぺブルプラス
第3位 CYBEX CloudQ
第4位 アップリカ スムーヴ TS インファント カーシート
第5位 Cybex サイベックス Shima シマ
第6位 日本育児 スマートキャリー
第7位 doona インファントカーシート
ベビーシートランキング第1位
ブリタックスレーマー BABY SAFE i-SIZE
(ベビーセーフ アイサイズ)
ヨーロッパ最新基準 UN/ECE/R129(i-SIZE) 適合品対象身長:40~83cm
対象体重:0~13kg
対象年齢:新生児~15ヶ月頃
シート重量 : 4.8キロ
取り付け方法:シートベルト固定、ISOFIX固定(要別売台座)
ドイツのチャイルドシートの専業メーカーだった「レーマー」は、常にチャイルドシートの業界において「お手本」となる先進的な製品を開発し続けてきました。安全を追求する、そのドイツらしい職人気質のこだわりは、オーバースペックと思われるほどの要素を盛り込んでいます。
「レーマー」は、世界で初めてチャイルドシートの側面衝突への対応策を打ち出し、ベビーシートに深いシェル構造を持たせました。頭部を二重に保護するヘッドレスト、肩ベルトと連動してワンタッチで高さがきめ細かく調整できる機能も、レーマーが開発したものです。それらの機能は、安全性の向上に理にかなったものばかりで、そのまま最新の国際基準のベースとなりました。現在はブリタックス社と資本提携して、ブリタックスレーマーとブラント名が変わりましたが、レーマーの姿勢は健在です。
■「BABY SAFE i-SIZE」の特徴・機能
ベビーシート人気おすすめランキング第1位「BABY SAFE i-SIZE(ベビーセーフ アイサイズ)」は、別売りのFLEX BASEという台座との組み合わせにより、ISOFIX取り付けが可能。欧州最新の安全基準i-SIZE(R129)の認可を受けた2018年の最新モデルで、15か月頃までのお子さんを安全性の高い後ろ向きで使用可能です。またベビーシートの中では身長対応幅が一番広く、身長は40~83cmまで可。
ヨーロッパでのチャイルドシートアセスメント(ヨーロッパ自動車連盟ADAC、OAMTCなどの評価)においても、★4つの良評価を得ていますので安心して皆さんに紹介できます。 BABY SAFE i-SIZEは、特許取得済みのlie-flat technologyにより、ヘッドレストの高さの調整で肩ベルトの位置と背もたれの角度が同時に可変、お子さんが小さな時にはよりフラットになり姿勢に負担が少なくなります。事故の衝撃があると腰部が深く下がり、背面で衝撃を分散します。体格が大きくなるとヘッドレストの上昇に合わせて自動的に腰部が深くなり、安全な姿勢が保てます。ユーザーが意識せずに使いこなせ、誤使用を防ぐ優れた機能です。 赤ちゃんを拘束するハーネスは万全の5点式で両肩、両腰、股部をサポート。日差しから守るUPF50+のサンキャノピー付き。
同社が早くから取り組み始めた側面衝突対策は、SICTという装置に昇華しました。側面からの衝撃を、本体樹脂全体のたわみで吸収し、大切な頭部への衝撃を最小限に留めます。
■「BABY SAFE i-SIZE」の取り付け方 本体の取付方法はシートベルトによる方法と、別売りのFLEX BASEという台座をISOFIXで固定して載せる方法と二種類あります。予算があれば、台座を使用してワンタッチで付けはずしができる状況が理想的です。台座だけで約3万円とかなり高価なのが難点ですが、珍しく角度調節機能がついている高性能な台座になりますので、どのような車に取り付けても、赤ちゃんに快適な乗車姿勢を可能にします。
(車によって異なりますが、座席のお尻側がきつく下がっている場合、台座を付けてベビーシートを載せると、背もたれ角度がきつくなり、赤ちゃんの姿勢が苦しく感じる場合があります。FLEX BASEなら調節できるので問題ありません)
ベビーカーとのドッキング(トラベルシステム)を楽しみたい方は、ブリタックスレーマー社製のベビーカー及び、エアバギー社製のCOCOシリーズとMIMIシングルが対応します(専用アダプターが必要)。
エアバギー AirBuggy マキシコシベビーシート専用 取り付けアダプター COCO、mimi用 AB1015
BABY SAFE i-SIZEは高額な製品ですが、予算があって、わが子の安全に一切の手抜きをしたくない方にはイチオシです。ベビーシートランキング第2位
MAXI-COSI pebble plus
(マキシコシ ぺブルプラス)
ヨーロッパ基準 UN/ECE/R44/04 適合品 対象身長:45~75cm
対象体重:~13kg
対象年齢:新生児~15ヶ月頃
シート重量 : 4.5キロ
取り付け方法:シートベルト固定、ISOFIX固定(要別売台座)
■世界TOPクラスのベビー用品総合ブランド「マキシコシ」
オランダのブランド「MAXI COSI(マキシコシ)」も今や世界トップクラスのベビー用品総合ブランドとなりました。新生児~1歳(GROUP 0+)対応のベビーシート 「Pebble Plus(ペブルプラス)」は、別売りの車載専用ベースメント「2WayFix(2ウェイフィックス)」と一緒に使用することで、欧州最新安全基準「i-size(アイサイズ)・R129」に準拠した、世界で初めての製品です。
■「ペブルプラス」の特徴・機能
ベビーシート人気おすすめ比較ランキング第2位「ペブルプラス」は、側面衝突に対応した深めのシェル構造を持ち、お子さんの乗せ降ろしの際は、ハーネスが内臓のバネでふんわりと跳ね上がり、股ベルトも邪魔にならないように前側に自動的に倒れますので、とても楽にできます。
ハーネスは両腰を省略した3点式、肩位置調節も段階数は少な目ですが、ヨーロッパでのチャイルドシートアセスメント(ヨーロッパ自動車連盟ADAC、OAMTCなどの評価)においても、★4つの良評価を得ていますので心配はいりません。ベビーシートの取り扱いやすさで選ぶなら、ベストアイテムになるでしょう。
注意点としては、対応身長が45~75㎝までとなっており、最新のi-SIZE基準40~83㎝に比べて対応幅が短い所です。ただし実際的なサイズ感はほぼ変わりません。
デザイン性の高さで、この業界をリードしてきたマキシコシですが、もう一つの魅力は、ドッキングして使えるベビーカーが、クイニー、マイクラライト、エアバギー等いろいろある点です。このようなベビーシートとベビーカーがドッキングして使えるものを「トラベルシステム」と呼び、世界的に大ヒットしているスタイルです。ペブルプラスのベビーカー対応機種例を紹介します。
エアバギー AirBuggy マキシコシベビーシート専用 取り付けアダプター COCO、mimi用 AB1015
クイニー QUINNY ザップ フレックス ブラック×サンド 3輪 両対面ベビーカー【日本正規品保証付】トラベルシステム対応 QNY1399995000
■ぺブルプラスの取り付け方ペブルプラス単品でも使用できますが、座席への付け外しが面倒な方はベースメント「2WayFix(2ウェイフィックス)」を座席に固定しておけば、脱着がワンタッチになります。ブリタックスレーマーと同様にやや高価なのが難点ですが、トラベルシステムをより便利に活かしたい方には台座の購入をおすすめします。
ベビーシートランキング第3位
CYBEX CloudQ
サイベックス クラウドキュー
ヨーロッパ基準 UN/ECE/R44/04 適合品対象身長:45~75cm
対象体重:2.5~13kg
対象年齢:新生児~18ヶ月頃
シート重量 : 5.8キロ
取り付け方法:シートベルト固定、ISOFIX固定(要別売台座)
■CloudQの特徴・機能
ベビーシート人気おすすめ比較ランキング第3位 CloudQには、ベビーシートにおいてのあらゆる機能性を盛り込みつながら、デザイン性も高く、ヨーロッパでのチャイルドシートアセスメント(ヨーロッパ自動車連盟ADAC、OAMTCなどの評価)において、★4つの良評価を得ているなど、製品の完成度はかなり高いものです。
i-SIZE認定品ではありませんが、設計的にはほぼそれ相当です。あえて難点をあげるなら、重量が5.8キロと重たい点です。ちなみにメーカー表記は生後18ヶ月までとなっていますが、実際的には15ヶ月程度と考えていた方がいいかもしれません。
また車外での利用中はシートをフラットなポジションに変化させられ、赤ちゃんを快適に寝かせてあげることができるという独特な機能があります。専用ベビーカーにドッキングさせた場合などに、フラットシートのベビーカーになるためとても実用的です(車内での利用中は、事故時の衝撃を面で受ける必要のため、背もたれに45度程度の角度が必要で、フラットには出来ません)。
また側面からの衝撃を素早く捉える伸縮式のサイドインパクト・プロテクションを備えています。側面から衝撃を受けると、シート本体をたわませながら衝撃を吸収し、かつお子さんの頭部が飛び出さないように適切に角度を可変させます。
11段階に高さ調節が可能なヘッドレストに連動して、ショルダーハーネスの長さ、座面の角度が自動的に調整される画期的なシート構造で、子どもの成長に合わせて快適にお使いいただけます。さらに日差しを防ぐエクストラ・ラージ・サンキャノピー(UVP50+)を装備。 ■CloudQの取り付け方
取り付けはシートベルトを利用しますが、別売りのベースQフィックスを利用すれば、ISOFIXあるいはシートベルトで台座を固定でき、ワンタッチでCloudQを装着できます。
またトラベルシステムにも対応しており、アダプターを購入すれば同社製ベビーカーやエアバギーCOCOにドッキングできます。
ベビーシートランキング第4位
アップリカ スムーヴ TS インファント カーシート
ヨーロッパ基準 UN/ECE/R44/04 適合品対象身長:50~70cm
対象体重:2.5~13kg
対象年齢:新生児~12ヶ月頃
シート重量 : 2.6キロ
取り付け方法:シートベルト固定、ISOFIX固定(要別売台座)
■スムーヴ TS インファント カーシートの特徴・機能
ベビーシート人気おすすめ比較ランキング第4位「スムーヴ TS インファント カーシート」は、ベビーシートとしての機能はベーシックです。肩ハーネスの高さ調節は、スライド式ではなく3段階の穴を成長に合わせて差し替えていく方法で若干手間がかかります。体格に合わせて乗車姿勢を変えていくような装置もありません。その分大変に軽量で、またアップリカの人気ベビーカー「スム―ブ」シリーズの「スムーブトラベルシステム」にドッキングできる唯一のベビーシートのため、スムーブファンには嬉しいアイテム。ただし対象身長の幅が狭く、体格の良いお子さんだと長くは使えないかもしれません。
■スムーヴ TS インファント カーシートの取り付け方
専用のベースを利用すれば、ISOFIX固定も可能で、ワンタッチでベビーシートの脱着が可能です。ベースは取り付け角度が一定で調整が利かないので、車の座面角度がきつい場合は、お子さんの背もたれ角度が起き気味になるため、車種によっては注意してください。このベースは、シートベルトでの固定も可能なので、ISOFIXを備えていない古い車種でも取り付けできる点は便利です。
ベビーシートランキング第5位
Cybex Shima
サイベックス シマ
ヨーロッパ基準 UN/ECE/R44/04 適合品対象身長:不明
対象体重:2.5~13kg
対象年齢:新生児~18ヶ月頃
シート重量 : 3.6キロ
取り付け方法:シートベルト固定、ISOFIX固定(要別売台座)
■Cybex Shimaの機能・特徴
ベビーシート人気おすすめ比較ランキング第5位「Cybex Shima」は、ドイツブランド サイベックスのセカンドライン(普及版)cbxのベビーシート。メーカー表記は生後18ヶ月までとなっていますが、それは特に小柄なお子さんの場合に限られるでしょう。平均して頑張って使っても15ヶ月程度と思われます。
ベビーシート自体は平均的な構造ですが、ドイツ サイベックス系列だけに、価格の割にしっかりとした造りです。この製品を活かすには、専用のベース cbx ISOFIX BASE、トラベルシステム対応のcbx A型ベビーカー Etu エトゥなどを揃えて、トラベルシステムの快適さを満喫してください。本来ブランド サイベックスより、かなり安く揃えられるはずです。
ベビーシートランキング第6位
日本育児 スマートキャリー
ヨーロッパ基準 UN/ECE/R44/04 適合品対象身長:不明
対象体重:2.5~13kg
対象年齢:新生児~15ヶ月頃
シート重量 : 3.5キロ
取り付け方法:シートベルト固定、ISOFIX固定
日本育児 チャイルドシート スマートキャリー イージーベースセット レッド 新生児~13kgまで対象 スマートキャリー専用イージーベースとのセット
■日本育児 スマートキャリーの特徴・機能ベビーシート人気おすすめ比較ランキング第6位 日本育児の「スマートキャリー」は、基本的にベーシックな作りのベビーシートで、ベビーシート自体には特筆する機能はありませんが、ISOFIX固定とシートベルト固定の両方に対応するベースメントがセットになって実売2万円以下ととても安価に購入できます。トラベルシステムに対応するベビーカーフレームを追加してもプラス1万円程度です。
チャイルドシートアセスメント等の客観的評価のデータは2018年現在ありませんので、製品の安全性については示せませんが、ベビーシートの便利さを安価に楽しみたい方にはとても魅力的な製品です。
■日本育児 スマートキャリーの取り付け方
「スマートキャリー」の肩ハーネスの調整は4段階の穴を差し替える方式、股ベルトも2段階の位置調節ができます。ベース部には角度調節機能が無く、車の座面角度がきつい場合は、お子さんの乗車姿勢が起き気味になって使い辛い場合があります。やむを得ない場合、裏技ですが、座面のくぼみ部分を毛布などで底上げして、ISOFIX固定ではなくシートベルト固定を利用し、ベースの傾きを抑えて取り付けすることで使いやすくなることがあります(ただしマニュアルにない取り付け方法は自己責任でお願いします)。
日本育児 スマートキャリー専用 ベビーカーフレーム 新生児~15ヶ月頃対象 トラベルシステム対応
ベビーシートランキング第7位
doona インファントカーシート
ヨーロッパ基準 UN/ECE/R44/04 適合品対象身長:不明
対象体重:2.5~13kg
対象年齢:不明
シート重量 : 7キロ
取り付け方法:シートベルト固定、ISOFIX固定(要別売台座)
■doona(ドゥーナ) インファントシートの特徴・機能
イスラエル発のベビーシートとベビーカーの機能一体型モビリティ「doona(ドゥーナ) インファントシート」。ユニークなその発想と、見事に融合したデザインには目を見張るものがあります。
ベビーシートとしての機能は平均的なもので、肩ハーネスの位置変更は3段階の穴を差し替えるタイプでスライド式ではありません。ただ、お子さんを乗せたまま非常に簡単な操作で、ベビーカーに変形しますので、車から降ろしてすぐにベビーカーとして利用したり、階段があるところでベビーカーを畳んでキャリーとして運んだり、といった融通が利きます。
難点としては、7キロと非常に重いので、実際にはお子さんを乗せてキャリーとして運ぶのは短距離に留まるだろうことと、ベースが無いと利便性が悪い点、ベビーカーとしては使用期間の短さ、リクライニングが無い、タイヤの汚れが気になる点など細かな不満は出るでしょう。
けれど、理屈抜きに「楽しい」と想えたらそれでヨシとする潔さが似合う製品です。おそらく有意義に使用できる期間は数か月。セカンドアイテム的なポジションがベストで、予算的に余裕があり遊び心で買える方におすすめします。
かなり以前に国内でこうした一体型に挑戦したメーカーがありましたが、ここまでの完成度はなく普及しませんでした。doonaの挑戦がどのような結果や進化を見せるのか、とても興味深いです。
ベビーシート参考
EX COMBI グッドキャリー
ヨーロッパ基準 UN/ECE/R44/04 適合品対象身長:不明
対象体重:2.5~10kg未満
対象年齢:新生児~12ヶ月頃
シート重量 : 3.3キロ
取り付け方法:シートベルト固定
日本のメーカー、コンビのベビーシートです。ヨーロッパ基準 UN/ECE/R44/04 適合品ですが、通常、カテゴリー「クラス0+」の製品が多い中で、こちらの商品は「クラス0」の製品なので、対象体重が10キロ未満となり、サイズが一回りコンパクトです。そのため体格の良いお子さんだと、1歳どころか半年程度で狭く感じるケースがありますので注意が必要です。
頭部の衝撃を吸収するエッグショッククッションの採用や、シートの適切な角度を確認するインジケーターを備えるなど、コンビらしい親切な造りですが、なにぶん設計年度が古く、安全基準がどんどん更新していく中で、そろそろ見劣り感は否めないところです。
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