チェアの種類
チェアを大きく分けると、次の4種類です。- テーブルチェア
- ハイチェア
- ローチェア
- ハイ&ローチェア
テーブルの厚みによっては取付けられないこともあるので注意が必要
使用期間:3歳まで
テーブルにはめ込んで付けるタイプ。普通の椅子では抜け出すお子さんには良いかも知れませんが、しっかり固定しないと危ないこともあります。
ハイチェアの種類はいろいろ
■ハイチェア
使用期間:商品による(大人まで使える商品もある)
素材は、木製とパイプ製があります。そのほかにも種類や違いがいろいろありますので、以降で詳しく解説します。
お食事のほか、遊ぶときにも使える
■ローチェア
使用期間:年齢制限がない商品もあるが、大体3~4歳まで素材は、木製とパイプ製、そしてウレタン製があります。
商品の種類は少ない
■ハイ&ローチェア
使用期間:商品による(大人まで使える商品もある)
どこで食事をするかがポイント
ハイチェア、ローチェアの選び方ですが、まずはママやパパが普段どこで食事をしているかによってある程度絞られます。ダイニングテーブルなど高さのあるテーブルがメインという方はハイチェア。こたつやリビングテーブルなど低いテーブルがメインという方はローチェア。両方あるという方は両方用意するか、兼用タイプがよい場合はハイ&ローチェアやテーブルチェアを選びましょう。 では、4種類のうち、さらにさまざまな種類がある「ハイチェア」の選びかたのポイントについて説明していきます。ハイローチェアーの選び方のポイント
ハイチェアは皆同じように見えますが、商品によって、素材や使える年齢など、さまざまな違いがあります。以下に選び方のポイントを5つ挙げます。- 木製かパイプ製か
- 折り畳めるかどうか
- 大人まで使えるかどうか
- テーブル付きかどうか
- テーブルを外すと子どもの支えも外れるか
まず素材としては、「木製タイプ」と「パイプタイプ」に分けられます。木製タイプは商品にもよりますが、大人まで使える商品もあります。パイプタイプは大人までは使えません。しかしパイプ製は木製に比べて、軽くて持ち運びがしやすいことや、座面に若干クッションがついているので座り心地が良いこと、値段も安いという利点もあります。
横から見て「ハ」のタイプは折り畳めるものがほとんど
ハイチェアーには折り畳める商品とそうでない商品があります。普段はダイニングテーブルに収納するということでしたら折り畳めないタイプでも良いかと思います。
このようにテーブルを後ろに回しても、お子さんを支えるものがついている
大人まで使える商品は、座面と足置きの位置がそれぞれ段階調節できるので、自然な状態で足が置ける位置に足置きの場所を動かせます。これはガイドの経験談ですが、赤ちゃん~幼児の食事の際は足がしっかりつく状態の方が、ちゃんと食事をしてくれます。足がぶらんぶらんの状態では、落ち着きがなく食事の途中で遊び始めたりしがちでした。
大人まで使えない商品は、大体3~5歳まで。それ以降は普通の大人用の椅子も使えないこともない気もしますが、大人の椅子で子どもの足が床につくようになるのは、小学校中学年以降。そう考えると、大人まで使える椅子が無難だと思います。ただし、大人まで使える商品は折り畳みができないですし、最初は組み立てが必要です。
■テーブル付きかどうか
ダイニングテーブルに椅子をつけて食べさせるようでしたら、テーブルは必要ありません。中には最初からテーブルがついていない商品もあります。ガイドの子供もテーブルはすぐに使わなくなりました。子どもが大きくなってくると、自分から乗ったり降りたりしますしね。
■テーブルを外すと子どもの支えも外れるか
これが一番、皆さんが見落としがちなポイントです。おすわりができるようになったといっても、だんだんずれ落ちたり、何かの拍子に椅子から落ちてしまう危険もあります。特にハイチェアの場合は高さがあるので危険です。ですので、股の部分にお子さんを支えるバーなり、ベルトがしばらく必要です(3歳ぐらいになって自分で椅子から乗り降りができるようになると使わなくなります)。
ハイチェアには、その支えがテーブルを外すとその支え部分も外れる商品と、そうでない商品があります。テーブルを外すとその支え部分も外れる商品は、テーブルを裏から見てみると、ベルトがテーブルの裏についているはずです。最初からテーブルが不要でしたら、テーブルと支えは別々になっているチェアの方が良いでしょう。
以上のポイントを1つずつ確認してから選びに行くと、どのハイチェアにするか決めやすくなると思います。ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。