保活とは? どうすれば保育園に入園できるの?
認可保育園入園に関する相談の中で最も多いのは「どうすれば入園できるの?」というものです。都市部の待機児は一向に減りません。そのなかで、どうすれば入園できるか、テクニック探しにみんな必死なのです。近頃では「保活(保育園入園活動)」という言葉も生まれてきました。では、「こうすれば入園できる!」という裏ワザは本当にあるのでしょうか?泣き落としにお手紙作戦、入園伝説あれこれ
一所懸命に手紙を書けば熱意は伝わる?! |
そんな伝説を聞けば、「私も同じようにしなければ……」と思うママ&パパたちも多いのではないでしょうか。では、本当にそうやって何度も窓口に押しかけたり、手紙を付けたりすることが有効なのでしょうか?実際のところはどうなのでしょう?
多くの自治体で話を聞くと、「窓口に何度も通いつめたからといって入園の順位を優遇することはありません」と担当の方たちは口を揃えて言います。確かに、窓口に日参するからといって入園させるわけにはいかないのは、行政サービスとしては当たり前のことです。ごね得がまかり通るようでは逆に困りますからね。今では、保育園の入園に関して「点数」で管理している自治体が増えています。「日中子どもの世話が出来る人が他にいるかどうか」「経済的に働く必要があるのかどうか」など、その家庭ごとの状況を点数で判断し、点数が高い人から入園させる、といった方法です。点数が同じになった場合には、会議を開き、誰をどのように入園させるかを検討します。
公正さを保つために、詳しい基準をHPなどで公開している自治体もあります。