さまざまなアプリで遊びにもビジネスにも使える
iPhoneと同様に何十万というアプリが提供されているのも、iPadの魅力のひとつ。App Storeと呼ばれるアプリケーションダウンロード機能により、世界中のアプリを簡単に追加することができる。外面のタッチパネルを使ったゲームや料理のレシピ検索、エンタテイメントなど本当にさまざまな種類のアプリが楽しめる。iPhone同様、さまざまなアプリで、遊びにもビジネスにも使える
アプリだけでなく、iTunesを使って、映画などの動画コンテンツや音楽、ポッドキャストコンテンツも入れておける。また、写真の画像データを大量に保存しておき、デジタルフォトフレーム代わりに使うこともできる。
キーボードなど、使いこなすための周辺機器も充実
遊びだけでなくビジネスの道具として使える点も見逃してはならない。Bluetoothキーボードを接続できるので、iPadとキーボードを持ち歩いて、出先でも文書作成が可能となっている。またオプション品として、VGAケーブルが用意されており、プレゼン資料をプロジェクターやモニターに出力できるようにもなっている。パワーポイントのファイルは場合によってはデザインが崩れてしまうこともあるが、ある程度は問題なく表示できるようになっている。
業界を席巻する電子書籍端末としての期待
iPadで期待されているのが「電子書籍」の分野だ。色鮮やかな表現が可能であるため、特に「電子雑誌端末」として盛り上がっていきそうなのだ。すでに、電通などが展開する「マガストア」やソフトバンクの関連会社となる「ビューン」などのサービスが提供済み。雑誌を手軽な値段で、iPad上で楽しめるようになっている。iPad=誰でも手軽に使えるコンピューター
iPadを特に便利だと感じるのが、寝室やリビングでの使用時。テレビを見ながらちょっと調べ物をしたり、ベッドに寝転がりながらメールをチェックするといった用途に最適なのだ。ガイドもiPadを持つようになって、自宅でパソコンを起動する機会がぐっと減った。ちょっとしたネットサーフィンやメールチェックであれば、iPadで完結してしまうからだ(ただやはり、本格的な文書作成やプレゼン資料の作成にはパソコンの方が便利だ)。
アップルによるとiPadが発売されて以降、アップルストアには年配の客が増えているそうだ。誰でも使えるコンピューターとしての関心が高いのだという。 iPadを使いこなすにはパソコンが必要となるが、それでも、「手軽に使えるコンピュータ」として幅広い消費者に売れているそうだ。
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