フィレンツェ/フィレンツェのグルメ・レストラン・カフェ

フィレンツェのレストラン

フィレンツェに行ったら何食べる?リストランテ、トラットリア、そしてパニーノテーカ。用途に合わせて選べる3カテゴリーを紹介します。

岩田 デノーラ 砂和子

岩田 デノーラ 砂和子

イタリア ガイド

慶應義塾大学卒業。(株)リクルートを経てイタリアへ。ローマに10年、現在はシチリア州の州都パレルモ在住。 編集・制作の豊富な経験からイタリア・シチリア特集の企画執筆、WEB連載のほか、コーディネーターとしての実績も多数。現地通訳もおまかせ下さい! 国際ジャーナリスト協会会員・イタリア商工会議所認定通訳。

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フィレンツェで食べるべき料理とは?

巨大!本場の「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」

巨大!本場の「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」

夏は堅くなったトスカーナパンをトマトでグツグツと煮込んだ「パッパ・アル・ポモドーロ」や、キュウリやトマトを合わせたパンサラダの「パンツァネッラ」、秋には旬のポルチーニ茸をたっぷり使った手打ちパスタ。そして、冬ならトスカーナ特産の黒キャベツと豆を使った「リッボリータ」というパン粥……。フィレンツェの名物料理は色々ありますが、基本的には季節の野菜を使った料理や肉料理が有名です。

かの有名な「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風Tボーンステーキ)」も、ここトスカーナ州フィレンツェの名物料理。フィレンツェ近郊のキアーナ渓谷に生息するキアニーナ牛という大型の牛肉を使ったステーキが極上といわれています。巨大な肉の固まりを炭火で焼いたビステッカは、1枚ごとのオーダーで最低800g! ビステッカを食べたい時にはパスタは頼まず、ビステッカ1枚とサラダだけをオーダーするのがコツです。それでも、日本人の胃袋なら、ひと皿で2~3人が楽しめる量かもしれません。一人で味わいたいのなら、食べやすくスライスしたステーキ「タリアータ」がおススメ。お肉と一緒に、バルサミコ酢を一緒に出してくれるお店もあるので、本場流にたらりと一筋、バルサミコ酢をかけて味わってみましょう。

お店のカテゴリーは、リストランテ、カジュアルなトラットリア、気軽に入れるパニーノテーカ(パニーノ専門店)の3つに分類しました。ゆっくり食事を楽しみたいならリストランテ、ワイワイとした賑わいを感じたいならトラットリア、さっくりと時間をとらずに食べたいならパニーノテーカがおススメです。
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