株主優待を受けるために必要な条件とは?
・優待を受けるために必要な株数を保有していること
・優待を受ける権利が得られる日「権利確定日」に株式を保有している
1つ目は「自社の株式を100株保有されている株主の皆様には自社製品1,000円相当を差し上げます」というように、優待を受ける条件として、決められただけの株式を保有していなければならないということです。必要な保有株数は企業によって異なります。また、保有株数に応じて優待の内容がランクアップすることもあります。
2つ目は「○月○日時点で自社の株式を持っていれば、優待を差し上げます」というように、優待を受けるには、保有期間が長い短いに関わらず、決められた日に株を保有していなければいけません。実際にはこの決められた日の最低4日前までに株式を買っておく必要があります。例えば、権利確定日が6月末日の企業であれば、29日が末日ですから、25日の取引中までに株式を買わなければいけません。
つまり、「優待をもらうために必要な株数を、権利確定日の4日前に持っていればよい」ということです。優待権利が確定した後、多くの場合約2~3ヶ月後に優待が届きます。
受け取れる優待は様々ですが、銀行の預金と同じように、優待を利子と考えて利回りを見る指標があります。それが「優待利回り」です。
優待の価値を測る
株主優待には配当金と同じように「優待利回り」という指標が使われます。これは、投資金額に対して受け取った優待の価値が何%になるかを調べる指標です。考え方は銀行の利回りと同じで
優待利回り(年 %)=(優待の相当金額/投資金額)×100
で求められます。
ただし、優待利回りが求められるのは、受け取った優待が金券などの金銭的価値に換算できる場合に限ります。
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