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1年を11ヶ月で暮らす法(2ページ目)

不況の長期化で、家計も傷んできました。自己防衛のために消費支出を抑え、1年を11ヶ月で暮らす「家計のダイエット」を実行しましょう。余裕資金が多いに越したことはありません。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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◆住居費
ガーデニング費用はオーバーしがち。予算内に抑える。

◆保健衛生費
クリーニング代の年間支出をチェック。クリーニングが必要な服は、限定して着まわす。

◆被服費
1年間の購入計画を立てる。購入する時には自宅で洗濯できるもの、最後まで使い切れる素材(例えば綿)のものを選ぶ。子供服はリサイクル品や通販を活用する。

◆教養娯楽費
書籍・雑誌は図書館を活用。子供や自分のお稽古事の必要性をよく考える。レジャーは、豊かな心と明日へのエネルギーの源なので、公的施設を活用したり格安情報を得たりして、予算内で充実した内容に。

◆通信費
携帯電話がターゲット。本当に必要か考えよう。

◆光熱費
待機電力の消費量は、全電力消費量の10%程度にもなる。エアコン、テレビ、携帯電話のアダプター、電子レンジ、洗濯機、などコンセントにつなぎっぱなしのコードをチェック。白熱灯は蛍光灯より消費電力が大きいので使用は少なく。また基本契約のアンペア数が適切かチェック。

◆交際費
冠婚葬祭、季節の届け物、友人とお食事など節約の可能性は大。

◆交通費
歩ける範囲の活動には自動車は使わない。

◆小遣い
デフレで相対的に支出金額は減っているので、減額可能。


家計全体で支出カットを考える時、生命・損害保険料、住宅ローンの見なおし、さらに車所有の検討などを行えば、支出は大きな金額で削減されます。しかし無駄はそれだけではありません。毎日の暮らしの中にもたくさん潜んでいます。それらをピックアップして家族全員で対策を考え実行し、スリムで自分らしいこだわりのある生活に1歩1歩変えていきましょう。そうすれば、収入減にも余裕を持って対応できる筋肉質の家計になります。
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