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1年を11ヶ月で暮らす法

不況の長期化で、家計も傷んできました。自己防衛のために消費支出を抑え、1年を11ヶ月で暮らす「家計のダイエット」を実行しましょう。余裕資金が多いに越したことはありません。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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不況の風が強まってきました。万が一失業しても、慌てなくて済むだけの準備はしておきたいものです。自分で自分の暮らしを守る第一歩は、倹約、これにつきます。

毎月の生活費15万の家庭が、10%節約=13.5万円の生活費で暮らすと1年間で18万円が残ります。1年を11ヶ月弱で生活するわけです。10%の節約というと、かなり生活を引き締めなければ無理と思いがちですが、生活パターンを見なおしてメリハリのある節約生活に変わることで、それほど負担感なく実行できるものです。"

そのためには家庭の消費傾向を反映する家計簿が必須です。パソコン、市販の家計簿、自作のノートなんでもありです。使いやすいものに、大雑把に、とりあえず3ヶ月は頑張って記帳しましょう。そうすれば、我が家の消費スタイルがおぼろげながら分かってきます。1年続ければ、生活の無駄が浮かび上がり、生活費10%カットがより広い視点から楽に実行しやすくなります。さらに3年続けば、資産管理もできるようになります。

【苦にならない家計簿のつけ方】

○つけやすい家計簿を使う。ノートを使って自分で作ると使いやすい。
○家計簿の費目は自分の生活に合わせる。
○毎日つける。時間がないときはメモ程度の記帳でも可。
○不明は気にしない。1日の行動から費目に見当をつけ「不明○円」と記入。


家計簿の費目は、食費、住居費、保健衛生費、被服費、教養娯楽費、通信費、交際費、交通費、小遣いといったところでしょうか。家計簿から費目毎に支出している月平均額を計算して、とりあえず一律10%カット。その中でカットが難しい費目を選び、カット可能な金額を計上し不足分は他の費目に振り分けます。そしてこれをもとに家族会議を開きましょう。家族の協力が必要なのですから。

【節約の考え方】
◆食費
金額を決め、オーバーしないように心掛ける。節約対象は外食、出来合いのお惣菜、レトルト食品、嗜好品(酒、ケーキなど)など病気にならないため、また豊かさの実感のためにも、必要な金額は確保しよう。
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