限度額を超える振込は窓口を利用!
機械の限界を教えられたよう。銀行は、窓口で通帳と印鑑を使うのが、時間と経費はかかるけれど一番安全ってことでしょうか……。 |
振込手数料負担を少しでも軽くするためATMで振り込もうと思っても、高額振込に対してATMが「ノー!」。仕方なく窓口で行列を作っていたというわけだったのです。100万円、200万円といった多額の振込はめったにありません。が、そんな時には、印鑑と通帳を持参して窓口で現金を引き出し、振込み手数料を支払って振込む、という利用者にとっては時間とお金の無駄を強いられるわけです。なんか納得いかないな……。
確かに詐欺や盗難などの対策は必要です。しかし、磁気ストライプカードからICカードに切り替えるにあたってカード発行手数料が必要、あるいはクレジットカードとセットのカードになる、窓口がひどく混雑して利用者に不便を強いるのに振込手数料がやたら高い!など、「利用者のご理解」を超える対策が多いような気がします。
キャッシュカードを取り巻く様々な問題に、利用者はどのくらいのコスト(時間と費用)を支払ってどのように対応するか、考えざるを得ません。先ずは、ATMの利用パターンを一度チェックして、1日の利用額と振込額、1ヶ月の利用額や回数が、利用している金融機関の利用限度額(回数)内に納まっているか確認すること、そして、窓口の振込手数料の引下げを要求することからはじめましょうか。