銀行サービスの中で一番不評なのは、手数料が高いこと。手数料にはATM利用料、振込手数料、為替手数料等いろいろありますが、中でも利用頻度が高いATM利用料や振込手数料が高いことに不満が集中しています。利用者は対抗策として、EdyやSuica、お財布携帯などの電子マネーや、クレジットカード、デビットカードなどを積極的に利用したり、手数料が安いソニー銀行や新生銀行など比較的新しく設立された銀行に口座を開設し利用するするといった工夫を凝らしています。
GINKOU.INFO「インターネットバンキング&ATMサービス ランキング」において、勝手格付けで★★★の評価を受け、ユーザーランキングでも1位に輝いた新生銀行や、5位に入った住友信託銀行などは、郵便局やコンビニのATM利用料を無料にし、更に振込手数料も月5回まで無料(キャッシュバックによる無料)といった利用者の不満に応えるサービスを展開し、顧客から高い支持を得ています。
一方、都市銀行は、「自行ATMの利用ですら平日昼間(8:45~18:00)に限って無料。それ以外の時間帯や曜日に利用したりコンビニ・郵便局のATMを利用する場合には、105円あるいは210円の手数料が必要(優遇条件を満たした場合は無料)」という顧客を軽んじるようなサービスに終始しています。ところがです。急に風向きがかわりました。「三井住友銀行が郵便局ATM利用料を10月から無料にする」というのです。ビックリです!
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