イーバンクの口座数はソニー銀行の4.5倍
2007年セブン銀行の中間期の最終損益は62.26億円。収益性の高さに驚きます。収入源の多くは他行からのATM利用手数料! |
口座数は、ソニー銀行53万口に対しイーバンクは237万口、ソニー銀行の約4.5倍の利用者がいるわけです。当然入出金回数も比較にならないほど多いでしょう。顧客がATMを無料で利用する度にイーバンクは100円~200円の手数料を他行に支払っているわけです。その経費たるや膨大で許容できない額になっていることでしょう。それが12月1日からのATM利用手数料無料回数の制限につながったと考えられています。
ネット銀行の出金手数料を比較
では他のネット銀行の出金手数料はどうなっているのでしょうか。12月1日以降のATM利用手数料をまとめました。<ネット銀行 TM利用手数料(出金時)一覧表> |
2007年11月23日各銀行のホームページを参考に作成した。 |
振込手数料を比較
新生銀行は誕生時に「ATM利用手数料と振込手数料が無料」を旗印に預金者を集めました。その後少しずつサービス内容が低下していき、2007年11月1日からは取引状況により振込手数料無料回数を3回~10回に変更しました。<振込手数料一覧表> |
2007年11月23日各銀行のホームページを参考に作成した。 各銀行のホームページを参考に作成した。 |
イーバンクの振込手数料は、他行宛が160円、ゆうちょ銀行には100円、それに対してATM利用手数料は、無料回数を超えると1回につき210円です。イーバンク利用者は、ATM利用料無料の回数を超えた場合には、ATMを利用するよりゆうちょ銀行に振り込む方が安上がりになります。
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