FX・外国為替証拠金取引/初心者のためのFX基礎用語解説

FXのポジションとは?

FXの取引でよく使われる「ポジション」とは、いわゆる持ち高のこと。どういうことを表すのか、お伝えします。

執筆者:All About 編集部

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ポジションとは外貨の持ち高のこと

「ポジション」とは外貨をいくら買っているか・売っているかという状況のこと

「ポジション」とは外貨をいくら買っているか・売っているかという状況のこと

FX取引において「ポジション」は、よく使われる言葉です。

ポジションとは、日本語で「持ち高」のこと。FX取引で新規約定したあと、その状態を保有して維持している注文のことを差します。つまり、外貨をいくら買っているか・売っているかという状況を表しています。この状態を「ポジションを持っている」「保有ポジション」といいます。

FXでは、外貨を持っていない状態でも、「外貨を売る」状態から取引をスタートすることができるので、このように外貨を保有せずに売っている状態のことも、やはり「ポジションを持っている」となります。

外貨を買っている状態のことを「買いポジション」、売っている状態のことを「売りポジション」といいます。買いのことを「ロング」、売りのことを「ショート」と呼ぶこともあり、それぞれ「ロングポジション」「ショートポジション」と表すこともあります。
FX取扱会社によっては、買い(ロング)ポジションのことを「買い建(かいだて)」「買い玉(かいぎょく)」「買い持ち」、売り(ショート)ポジションのことを「売り建」「売り玉」「売り持ち」と表すこともあります。

●外貨を買って円を売った時→買いポジション/ロングポジション
1万米ドルを買っている状態を「1万米ドルの買いポジションを持っている」といいます。この状態で、ドル高になったら売り決済をして利益を出します。

●外貨を売って円を買った時→売りポジション/ショートポジション
1万米ドルを売っている状態を「1万米ドルの売りポジションを持っている」といいます。この状態で、円高になったら買い戻し決済をして利益を出します。

さらに、「ドルロング・円ショート・ポジション」といったように、どの通貨のポジションなのかを表す言い方もあります。「ドルロング・円ショート・ポジション」とは、つまり、ドル買い・円売りのポジションということを表しているのです。

新規で売り・買いの注文をすることを「ポジションを取る」「ポジションを建てる」「ポジションメイク」などと呼びます。そして保有しているポジションを決済することを「ポジションクローズ」と呼びます。

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