たとえば、短期で大もうけしようというのでなく、インフレに負けないために長期保有のスタンスで株を持つという場合には、ソコソコもうかればいいわけです。
ソコソコもうけるつもりなら、ソコソコの価格で買えればよいことになります。安いときにまとめて買おうと思って、値段を見ながら買おうとすると結果的に高値づかみになってしまうというようなこともあります。値段を見て買うよりも、同じくらいの間隔(株式なら3ヵ月~半年程度がよいと思います)をあけて、数回に分けて購入することを心がけましょう。
※分散投資が必要な理由は、株式などの積極運用型商品の価格変動リスクはもちろん、前回ご説明した債券類の持つ金利変動リスク、預貯金類の中途解約リスクや金融機関の倒産リスクなど、金融商品には様々なリスクがあり、何のリスクも持たないオールマイティの金融商品は存在しないからです。
文/神戸 孝
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