資産運用/資産運用をするときの鉄則

初心者向け ★★ ポートフォリオ運用入門(5)(2ページ目)

ポートフォリオ作成の基本となるのは、分散投資の考え方ですが、ただやみくもに分散するだけでは意味がありません。「商品種類の分散」「運用期間の分散」「購入時期の分散」ができているかどうかが重要です。

執筆者:神戸 孝

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たとえば、短期で大もうけしようというのでなく、インフレに負けないために長期保有のスタンスで株を持つという場合には、ソコソコもうかればいいわけです。

ソコソコもうけるつもりなら、ソコソコの価格で買えればよいことになります。安いときにまとめて買おうと思って、値段を見ながら買おうとすると結果的に高値づかみになってしまうというようなこともあります。値段を見て買うよりも、同じくらいの間隔(株式なら3ヵ月~半年程度がよいと思います)をあけて、数回に分けて購入することを心がけましょう。

※分散投資が必要な理由は、株式などの積極運用型商品の価格変動リスクはもちろん、前回ご説明した債券類の持つ金利変動リスク、預貯金類の中途解約リスクや金融機関の倒産リスクなど、金融商品には様々なリスクがあり、何のリスクも持たないオールマイティの金融商品は存在しないからです。

文/神戸 孝

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