常に合理的な行動をとることができるのであれば・・・
・必要なことであれば、毎回、自分で手続きをして貯めることができる
・先に貯蓄を差し引くのも、支出の残りを貯蓄に回すのも同じ。
人は常に合理的な行動をとるとは限らないので・・・
・いくら必要だと頭では分かっていても、毎回手続きをするという面倒な行動は続かない
・残ったら貯めるという方法では貯蓄額がなかなか増えない
→ 天引き貯蓄を行なう
結局・・・
お金の運用方法を勉強した結果、「資産運用はトータルで行うことが効率的である」という合理的な方法が理解できるようになれば、その時点でいくらでも運用方法を変更することは可能です。また、自分の非合理なところを知って「天引き貯蓄」などを行なうことも大切です。
合理的な方法(=理論)と自分のとりうる非合理な行動を認識した上で、最終的に、“自分にとって”必要な資金を貯めることができるベストな方法を選択することがなによりも大切です。
/上野博美
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