2006年に登場する新型個人向け国債の概要
- 日本国政府が発行・5年満期
- 一万円単位で購入可
- 固定金利
- 下限金利年0.05%
- 利子年2回支払
- 利率(固定)は、基準金利<5年固定利付国債の金利(募集期間の開始時の直前に行われた5年固定利付国債の入札における平均落札利回り)>から0.05%を差し引いた値
- 換金は2年経過後可能(直前4回分の利子相当額を支払う)
詳細はこちら・財務省HP
固定金利債券・新型と従来型 どちらが有利?
固定債券同士の比較であれば、金利上昇時の換金には新型が有利 |
通常の固定金利債券では、金利が上昇した時に途中で売却すると元本割れの可能性が高くなり、金利上昇幅が読めない中では換金時にどれくらいの損失を被ることになるかがわかりません(償還時は額面保証)。しかし、新型の固定金利債券の場合には、2年経過すれば、直前4回(2年分)の金利相当分を払うことで売却することが可能で(大きなペナルティではありますが)、従来の固定金利の債券“より”は金利上昇時における売却が行ないやすい条件になっています。
5年国債・新旧対決!
新しく誕生した個人向け国債固定型・5年と従来の一般利付国債.5年との比較です。
* ○が有利を意味します