定期預金の金利をチェック!
定期預金の金利が比較的高い銀行を探してみました。低金利の時はあまり期間の長い定期預金はおすすめできないので、1年定期と3年定期を掲載しました。2017年3月13日 ヤフーファイナンス掲載の情報をもとにガイドが作成
都銀が1年定期・3年定期ともに金利0.01%の中、その2倍~10倍ほどの金利がつく銀行もあります。とはいえ、そもそもが超低金利なので、もらえる利息の額としては微々たるものですが……。(実際に預け入れる際には最新の金利を確認してください)。
ボーナス時期になると、多くの銀行が高金利キャンペーンを行います。その時期を待って、定期預金に預けるのもいいですね。
金利が高い「仕組み預金」には、注意点も
銀行のサイトには、上の表の預金金利よりもかなり高い金利が、目立つように書かれていることがあります。それらは仕組み預金という種類のもので、一般的な定期預金よりも高金利だったり、年々金利がアップしていったりするなどの魅力的な特徴があります。しかし注意しなければいけない点があります。仕組み預金は、満期が繰り上げられてしまうことがあります。世の中の金利が下がり、銀行にとって当初定めた利息を支払うことが負担になってしまった場合、銀行の判断で「ここで満期にします」と打ち切られてしまうのです。その場合でも元本は保証されていますので損失はありませんが、期待していたほどのメリットがないまま終了してしまう可能性があります。
また、原則として中途解約ができません。世の中の金利が高くなり、他の定期預金に乗り換えたほうが得な状況になっても中途解約出来ません。やむを得ないと認められる場合は中途解約できますが、その際に解約費用が発生して預金が元本割れする可能性があります。預ける際は、当面使わないお金を預けましょう。
便利さはATM次第
続いて、生活に使うお金を入れておく銀行選びについてです。こちらは金利以上に「便利さ」を重視して選びます。「近くにあるコンビニのATMが、遅い時間まで無料で使える」というのが使い勝手としては一番いいのではないでしょうか。銀行同士の提携が進んでいて、提携先のATMでも所定の時間は手数料無料で使えることがあります。たとえば、みずほ銀行の口座を持っている場合、提携しているイオン銀行ATMを平日の日中は手数料無料で使えます。みずほ銀行ATMがなくても、イオンやミニストップが近所にあれば便利に利用できます。各行、様々な手数料金体系を持ち、お互いに様々な条件で提携をしています。近くにあるコンビニなどで原則手数料無料で使える銀行を、銀行やコンビニのサイトで探してみてください。
また、ネットオークション等を利用するなら、振込手数料も確認しましょう。SBI住信ネット銀行や楽天銀行、ソニー銀行、イオン銀行、ゆうちょ銀行など、同じ銀行の口座の間の振込手数料が無料になる銀行があります。出品者がそれらの銀行を指定しているケースも多いので、口座を作っておくと役立ちます。振込手数料無料には一か月の回数制限があることもあります。給与振り込み口座に指定すると他行の口座への振込手数料が無料になるなど、条件付きで優遇される場合もあります。
銀行比較に便利なサイト
たくさんある銀行のサイトをひとつひとつ覗いていくのは大変ですので、比較に役立つサイトをご紹介します。■「銀行.INFO」では、様々な銀行の金利や手数料がまとめられています。最新情報が集められており、解説もわかりやすくおすすめです。
http://www.ginkou.info/
■地方銀行などの情報も知りたい!という場合は、「Yahoo!ファイナンス」の金利情報が便利です。
http://info.finance.yahoo.co.jp/interest/
まとめ
- 口座の目的を決め、金利と使い勝手、どちらを優先するかを考える
- 優先したポイントでまず絞込み、その上で細かな点を比較して選ぶ。