「難しすぎて、最初の一歩がなかなか出ない」人は
実践こそ、知識を増やす近道! |
投資信託は、多くの投資家(投資信託を買う人たち)から集めた資金(投資信託の購入代金)をひとまとめにし、それをファンドマネージャーという運用のプロが運用し、運用の結果得られた利益が投資家に分配されるというものです。1万円程度から購入できる場合が多いので、最初の一歩にはおすすめです。
どこで買える?
銀行や郵便局、証券会社など。個人投資家に人気の「さわかみファンド」のように、運用会社が直接販売しているケースもあります。欲しい投信を扱っている金融機関を探して購入するのが理想ですが、投資信託は商品数が多いために選ぶのも一苦労です。普段利用している金融機関が扱っている投信の中から選ぶという方法も、いいと思います。どの投資信託がいい?
「今後、自分でも投資知識をつけていきたいな」と思うのなら、インデックスファンドがお勧めです。これは、TOPIXなど市場全体の動きを示す指標に連動するように設計されている投信です。テレビニュースなどでも「今日の東京株式市場は、アメリカの○○を好感し、値上がりしました。日経平均株価は~、TOPIXは~」などと毎日紹介されますので、自分の投信の「値動き」や「値動きの理由」を知ることができます。そういう情報に注目していく中で、経済の知識が増え、資産運用の次のステップに進んでいけるようになるでしょう。手数料などのコストが安めなのも長所です。人気の「バランス型」は、少額で分散投資が可能という点では優れています。しかし、日本の株価だけでなく海外の株価や金利、為替など、様々な事柄が複雑にからみあって値段が動くので、自分で中身を理解するのは難しいかもしれません。「ファンドマネージャーにおまかせ」の気分が強くなってしまいますので、投資知識アップにはつながりにくいように思います。
ひとこと
金融商品は、できるだけ「まとめ買いはしない」ほうが安心です。価格が高い時に大量購入してしまうのを避けるため、毎月積立式で買っていく方法をお勧めします。また、頻繁に売買するよりも長期投資に向いています。参考:
・「投資信託は買ってはいけない!」は本当か
・投資信託 売り時はいつ?
・投資信託、少しでもお得に買う方法は?
・投信分配金、いつでもお得なの?
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